良い家を建てる為にできること

2021/06/23 | 家づくりのこと TOPICS

お客様から、「良い家ってどうすれば建てられますか?」という、とってもシンプルなご質問をいただきました。
良い家と一言で言っても、工務店・建設会社ごとに違うと思います。

私たちいなほ工務店が考える良い家とは、お客様が暮らしやすいと思う家です。
他でもない、その家で暮らす人が、「好き」で「心地いい」と感じる家。
それが良い家だと考え、日々それぞれのお客様にあった良い家を建てていると自負しています。

そんな私たちの考える良い家を建てる方法とは。
今回は、弊社が考える良い家の建て方。良い家の実現方法をお伝えしたいと思います。

1:いっぱい見よう!

家の本や写真、モデルハウスなどとにかく多くの事例を見てください。

「好き!」と心が動いたデザインは、本の場合はしるしを付け、SNSの場合は写真を保存し、モデルハウスの場合は、どのモデルハウスだったかしっかりと記憶してください。
「好き!」のデータがいくつも集まれば、その中の共通点が見つかります。
集めた「好き!」の中で自分はいったい何に心を動かしているのか。
どんなデザインの中で暮らすのが憧れなのか。
豊富なデータが、言葉では説明しづらい「好き」を明確にし、施工を依頼する会社に正しく伝えることができます。

「好き」は自分の中にある感情であるため、言葉だけでは明確なイメージの共有ははっきり言って困難です。
だからこそ、しっかりとデータとして残すことが大切です。
そして恥ずかしがらずに、遠慮せずに施工を依頼する会社に「好き」の形を提示してください。

いなほ工務店では多くのお客様が、いろいろな「好き」を持ってきてくれ、LINEなどでも送ってきてくださいますよ。

いい家を建てるには好きをいっぱい伝えよう

2:無理のない予算を考えよう

憧れの家を建てる為に、無茶な予算を組んでは意味がありません。
無理なローンの返済に追われる日々は、家計だけでなく心と体の大きな負担となります。
無理なローンは、最悪の場合ローンの返済が滞り、憧れの家を手放すことも十分あり得ます。

良い家だからこそ、暮らしにあった家にするために、しっかりと予算の話ができる施工会社を選んでくださいね。
上限いっぱいのローンや、想定以上のローンを組むためにペアローンを進めてくるなど。少しでも現状から状況が悪化した場合、すぐに返済が難しくなるようなローンで予算を進める会社はとても危険です。
無理のない予算の範囲に収まるように、プランを考えてくれる会社はいくらでもあるので、施工を諦めるのではなく、他の会社へご相談されることをおススメします。

ただし・・・例えば高性能住宅を建てたいと考えている方が、予算はローコスト住宅並みでとなるとそれは無理な話です。

無理のない予算で考えてくれる会社というのは、値引いてくれる会社ではなく、無理な資金計画をさせず適正価格で家を建てる会社です。
そもそもの適正価格が思っているような金額とは全然違うな・・・という場合は、家づくりを一度立ち止まって考える必要があります。

いい家を建てるには無理のない予算を知ろう

3:いっぱい体感しよう

美味しいものを食べた時、その美味しいを共有しようと思っても、食べていない人には伝わらないですよね。
家も同じです。

弊社が建てているような高性能住宅(高気密高断熱住宅)や、自然素材の家は体感してみなくては分かりません。
冬の室内温度、夏の風の通り道、天然素材が放つ香りなど。
自分たちの肌がどれを心地良いと感じるのか。
家を体感することで、初めて心地良いと感じることができるので、誰かの言葉で動くのではなく、自分たちが「心地いい」と感じる家はどんな作りの家か知ってください。

いい家を建てるには良い家を知ろう

4:ノートを用意しよう

家づくりをしたいなと思ったときからぜひノートを1冊用意してください。
そのノートに、日々家の中で感じる「イラッ」をまとめてみてください。

例えばキッチンに立った時。
高さがしんどいと思えば、低くてしんどいのか高くてしんどいのか。メモに残しておくだけで、家を建てる際のキッチンの高さの、本当の目安が見えてきます。

食器棚もその1つ。
奥の方の食器を出す際にいつも「イラッ」としたり、めんどくさいから使いたくても使っていなかったり等々。

小さな「イラッ」は日常の暮らしの中にいくつも潜んでいます。
その小さな「イラッ」を一個ずつ解消できた家が建てられれば、それこそ「心地いい暮らし」が実現できる注文住宅です。
家を建てる前に感じる「イラッ」は、良い家のヒント!と思いながら、ぜひノートにメモってください。

いい家を建てる為に自分たちのストレスポイントを知ろう

5:ノートを用意しよう

また?と思われるかもしれませんが、今度のノートは「イラッ」とノートとはまた別のノートです。

家づくりの際には、とにかく決めることが多く、話すことも多くなります。
それはもう、何を伝えたのか何を伝えていないのか分からなくなるほどです。

言おうと思っていたことを伝え忘れた!という事が無いように、次の打ち合わせの際に伝えたいこと、質問したいことを書きとめるノートをぜひ一冊用意してください。
そして、そのノートを見ながら一個ずつ確認して伝えることで、施工会社とさらに深く意思の疎通が可能となりますよ。

施工会社に伝えるノートは、夫婦間・家族間での意思疎通にもとても便利です。
現代社会は、ただでさえ忙しい日々が続いており、家づくりはそんな忙しい日常の中で行う必要があります。

施工会社に話がうまく伝わっていない時は、施工会社が何度も尋ねるのでまだ良いのですが、家族間での伝え忘れは悲惨です。
注文住宅の場合どうしても決め事が多く、夫婦間・家族間でも度々発生する伝え漏れ、確認漏れ。
よりよい家を建てるためにも、夫婦間・家族間で1冊のノートに決めたいことをメモを取っていくことも効果的ですよ。

その際、「好き」の切り抜きを貼っていくなどすると、思い出の一冊になったりもします。

いい家を建てる為にノートを用意しよう!

まとめ

「プロに任せればいい家が建つんでしょ」と言われることも多いのは事実です。
そして確かに、私たちには「いい家」を建てる自信があります。
モデルハウスをそのまま欲しいと常々言っていただけることからも、その自信は自分勝手なものではないと自負しています。

でもせっかく注文住宅を建てるのなら、お客様だけの「いい家」を建てさせていただきたいと思うのも事実です。
人が見たら何でここにこれ?と思うようなお家もたくさんありますし、実際なかなかないなーと思いつつ提案させていただくことも多々あります。

でも絶対に忘れてはいけないことは、今から建てる注文住宅は、ほとんどの場合人生で1度きりになる自分たちだけの家だという事。

自分たちのライフスタイルにあった、自分たちが心地いいと感じる家を建ててほしいと思います。
但し・・・忘れてはいけないのは、その家で暮らすのは今だけではないという事です。
30年50年先の未来があるという事だけは絶対に忘れないようにしてくださいね。

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