外から家を眺めても、中から外を眺めても気持ちがいいよう、道路面の開口にLIXILの「LWスライディング」には目隠し格子を採用。
本来は木目調のアルミ製ですが、室内だけでなく、玄関戸、軒天、縁側など外部にも本物の木を使用した家に合わせ、木で造作しました。
開放感のある吹き抜けの天井高は2.1mと低く設定することにより、2階建具との取り合いや各居室に入った時の解放感等心地よい感覚、まさに「ヘゼリヒ」を表現した設計となっています。
又、2階主室と吹き抜けの間の開放口は、フロア－から70センチに設定、通常落ちてしまいそうな高さですが、作り付けの本棚に奥行を持たせることにより見事な解放感を演出しています。
また、本棚にはLDKのエアコンのダクトを隠す工夫も施しています。
将来的に分割するように考えた2階の居室は、すべての物を左右対称に配置しました。