家づくりの際に諦めてはいけないこと
2024/11/27 | 家づくりのこと TOPICSこんにちは、木が大好きないなほ工務店です。
先日、10月末ごろに開催いたしました構造見学会のレポートをお伝えいたしました。
構造見学会に参加くださった方も、都合が合わず参加いただけなかった方にも是非お読みいただきたい内容となっておりますので、まだお読みでない方はぜひ下記よりご覧ください。
今回のコラムでは、構造見学会として建築中のお家をお貸しくださったH様とのお打合せの際に、皆さんにお伝えしたい内容がございましたのでお伝えすると共に、構造見学会に参加できなかった場合はどうすればよいのかお伝えいたします。
家づくりは無理なく
普段家づくりを行っている側の者として、家づくりは無理なく行ってくださいねとお伝えしたいと思うことが幾つかあります。
今回は構造見学会にも関したコラムなので、無理なくのうち「お打合せ」と「残すもの」についての内容です。
1:お打合せは無理なく
今回、見学会会場として建築中お家をお貸しくださったH様とは、今年の頭に関西とは別の場所でお打合せをさせていただきました。
弊社は阪神間に移住される方からご依頼いただくことも多く、他の地域へお伺いすることも多々ありますが、こういうことをされている会社さんは少数だそうです。
今ならリモートで打ち合わせができるので遠方でも問題無いと感じられるかもしれませんが、リモートばかりとなると細かな部分に対する意志の疎通が難しい上、微妙なニュアンスがお互い伝わっているのかどうか分かりにくい場合が多々あります。
家づくりを生業とし、打ち合わせに慣れている者ですらなかなか難しいのですから、初めて又は2度目の家づくりといったお施主さんにとっては非常に困難なものだと思います。
家は一生に一度と言われるほど高価な買い物ですし、長い時間その場所で暮らし続けるため悔いが残る家づくりは精神衛生上あまりよくありません。
その上、家づくりを行っている時は決めることも多く、家族全員がそれぞれの主張を行うことで、家族間でもめるなんてことが日常茶飯事になってしまうほど、「全員が納得できる形に決める」ということは難しいのが現実です。
だからこそ、家を建てようと考える会社は、話がしやすく相談しやすい、悩んで決められない時でも臨機応変に対応や提案ができる会社を選ばれることを強くお勧めします。
遠方への移住をご検討中の方は、対面での打ち合わせが可能かどうか。
可能な場合、打ち合わせ場所はどこになるのか事前にご確認くださいね。
2:残すことをあきらめない
こちらのお施主さんとは別のお施主さんのお話ですが、「庭の木を残してもらえますか?」というご相談を頂いたことがあります。
その方は、ご両親から受け継いだご実家の建て替えを検討中で、ご両親が植えられた木を残したいということでした。
何故そんなに深刻に?家の建て替えで最初にご質問される内容がなぜ木になってしまうのか・・・と思ったのですが、弊社にご相談いただく前に相談した会社に「切るしかない」との言われたとのことだったのです。
確かに残していると建て替えが難しい場所に木が植わっていることは事実でした。
でも、大切なもの、特にこちらの例ではご両親の大切な想い出を無くして建てた家に愛着を持てるでしょうか?
安心して暮らし続けることができるでしょうか?
私たちは無理だと思います。
だからこそ、大切なものが土地にある場合は、「残すことをあきらめない」という選択をお施主さんにはしてほしいなと思います。
今回のお施主さんも、土地に根を張る柿の木をそのままに、建築を進めることとなっています。
とても素晴らしい木で、見学くださった方の目に止まっておりました。
残せるものは残す、残せないものは残せる方法を考える。
もちろん、どうしても無理な場合はもちろんあります。
お施主さんのご希望が、残したいものの上にある場合なんかは分かりやすい例になりますね。
「残したい木が植わっている場所に駐車場を作りたい」とのご要望には、どちらかお選びくださいとしかお伝え出来ないので。
しかし、この考え方は地域に根差す工務店として絶対に忘れてはいけない点だと思います。
柿の木と共に
相談中に「無理」と言われ場合、本当に無理なお願いをしているのか。
ご家族のご要望を見直したうえで、上のようなパターンではないな・・・と思われましたら、ぜひ何とか方法は無いのか、相談してみてくださいね。
構造見学会に参加できなかった時は?
地元に根差した工務店の場合、年間の着工数はあまり多くありません。
数千、数万なんて着工数が可能なのはハウスメーカーだけですから。
その為、弊社のように見学会はほぼ行わないという会社を除き、見学会という名のイベントは数か月に一度行われるのが一般的です。
その上、見学会は基本土日に行われることが多く、そもそもお休みが平日の方はもちろん、予定が被ってしまった方、お子さんのイベントと被ってしまった方は見学会に参加できないままイベントが終了してしまったなんてことはよくあることです。
色々なところで、「体感してください!」と言っている会社が多いのに、タイミングが合わないよ・・・と思われることも多いのではないでしょうか。
そんな場合はぜひ、施工を依頼しようとしている会社へ問い合わせしてください。
見学会会場とは見学できる場所が別になるかもしれませんし、お施主さんの許可を頂いてからにはなりますが、イベント以外でもご案内されている会社さんは多々ありますから。
もちろん弊社もその一つです。
現場の工事は進むため、構造見学会時と同じ姿ではありませんが、お問い合わせいただきましたらご案内可能です。
予定かぶりで見学会への参加を諦めたという方はぜひご一報ください。
まとめ
家づくりは決めることが多いのはもちろん、初めて決める内容ばかりの方がほとんどだと思います。
だって、日常でフローリング材を選ぶことも、キッチンを選ぶことも、ましてや外壁材を選ぶことなんてありませんからね。
その為、ほとんどの方が家づくり中一度はパニックになられます。
決めるまでの時間も決まっているため、仕方ないことです。
しかし、仕方ないと諦めてよいことと、諦めてはいけないことがあります。
先にお伝えした、お打合せの件と大切な物の件は特に、諦めてはいけないことだと私たちは考えています。
諦めてしまう前に、諦めなくてもよい方法をぜひ探すようにしてくださいね。