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こんにちは、いなほ工務店です。
先日より自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務になりましたね。
まだまだあまりヘルメットを着用されている方は見かけませんが、安全という観点から考えると着用したほうが良いのだろうなと思う、自転車に乗れない筆者です。

阪神間に限らず平地の多い地域では必須アイテムともいえる自転車。
イオンモールで駐輪場が日本最大なのは伊丹市にある「イオンモール昆陽店」だということはご存じでしょうか。
元々全国でも圧倒的な自転車保有率を誇る伊丹市で地元に根差した生活に密着した店舗を目指した結果、自転車で来店される方が多くなると想定されたそうです。
確かにちょっとした買い物なら車よりも自転車の方が利便性に優れていますよね。

今回のコラムでは、そんな自転車の駐輪場についてお伝えいたします。

駐輪場はいる?いらない?

自転車はとても手軽な分、駐輪場も「なんとかなる」と思われがちです。
実際、駐車場に一緒に停めているお家も多いのではないでしょうか。
確かに1台2台なら、駐車場と車のサイズにもよりますが、車を停めても問題なく止められそうです。
ただ・・・駐車場は自転車の固定ができず転倒してしまい車に傷をつけるリスクや、最近特に増えている盗難の恐れがあるほか、最近特に人気の電動自転車の場合は充電しづらいという問題があります。

実は、駐輪場一つとっても、いるかいらないかと言うとライフスタイルによるとしか言えません。
家族で何台の自転車が必要か。
自転車の使用頻度はどれぐらいか。
電動自転車を使用するのかどうか。
新築時だからこそ、自転車をどれぐらい使うのかということを「家を建てる段階」で「想像」できます。

自転車はとっても便利な足だからこそ、より便利に使用できるよう、我が家は駐輪場がいるかいらないかぜひ考えてみてくださいね。
ちなみに筆者の自宅は、原付でも上りにくい山の上にあるため、近所で自転車に乗っている方を見かけることはほぼありません。
このようなことからも、どのような土地に家を建てるかという点も、駐輪場の有無には関係しますね。

駐輪場に必要なサイズは?

自転車はとても手軽な乗り物である分、駐輪場もとっても簡単に考えてしまい、省スペースで済むイメージがあります。
が・・・実は結構場所をとってしまうので、下記をご覧ください。

自転車2台奥行1.8m×幅1.5m
自転車3台奥行1.8m×幅2.1m
自転車4台奥行1.8m×幅2.7m
自転車5台奥行1.8m×幅3.3m
原動機付自転車1台奥行1.8m×幅1.2m
原動機付自転車2台奥行1.8m×幅1.8m
バイク1台奥行2.2m×幅1.4m
バイク1台奥行2.2m×幅2.2m

※バイクは400ccネイキッドタイプを基準に算出しています。

上記サイズは、駐輪と乗り降りに必要な最低限のサイズを記載しています。
いかがでしょうか?
普通自動車の1台分の駐車場に必要な広さが幅2.5m×奥行6.0mと国土交通省の指針にありますが、車と比較して自転車も意外と場所を取られる気がしませんか?
このスペースを後からどうにか用意しようとすると、なかなか難しくなりますよね。
新築時は、駐輪場も含めてプランニングや外構設計を行うことが可能です。
後付けよりも無駄なスペースを生まず、使い勝手もより良くなるので、自転車を活用したライフスタイルの方はぜひ、一緒に考えてみてくださいね。

駐輪場の設置場所と事例

駐輪場の事例の前に、自転車ってどこに置くものだと思われますか?
「もちろん外!」という方もいれば、「家の中」という方もいらっしゃるかと思います。
そして、外の場合もどこに位置させるのか。
いくつかの場所が考えられるので、順番にご紹介させていただきます。

1:外周に駐輪場を設ける

一番設置しやすい場所が、外周部分です。
法律上、絶対に設けなくてはいけない家の周りの空きスペース。
こちらに外構工事を施す際、一緒に設けることで簡単に駐輪場を設置できます。
空きスペースをそのまま活用できるため、一番採用されるのもこの方法です。

2:駐車スペースに設ける

外周と並んで人気の設置方法が、駐車スペースです。
十分な広さをとった駐車場に、車と一緒に自転車も止める形ですね。
この方法は余分な工事を行わずに駐輪場を設けることができますが、ぎりぎりの駐車スペースにしている場合、車も自転車も停めにくく出しにくいという事態が発生するので、広さについては注意が必要です。

3:門柱や目隠しフェンスの裏側

自転車は見えないようにしたい!という方には、門柱や目隠しフェンスの裏側がおすすめです。
自転車はどうしても生活感が出てしまいます。特に子ども用椅子や雨除けを設置している場合、防犯上知られたくはない家族構成もなんとなく見えてしまうほどです。
それを外から見えづらくできる方法が、門柱やフェンスの利用です。
こちらも外構計画に事前に駐輪場を入れ込んでおくことで無理なく、デザインも壊す心配なく設置できますよ。

4:玄関土間

最近は玄関のスペースを多く取るお家が増えています。
シューズクロークの他、収納庫やファミリークローゼットを設けることもあり、外で使うものを一か所にまとめることで、空間を無駄なく使えます。
屋内なら電動自転車の充電もより行いやすく、大切な自転車が盗まれる心配もなくなります。
玄関に駐輪する場合、毎日毎日重たい自転車を持ち上げるのは非常に負担がかかります。
そのため、屋内駐輪を考えられる方は、玄関までの入り方。
アプローチをどうプランニングするかが生活のしやすさにおいて非常に重要になってきます。

まとめ

利便性と小回りの良さで人気の自転車は、様々なものの値上がりが激しい昨今、ますます需要が高まっています。
お家を建てるとき、駐車場は当たり前に計画に入るのに、生活に欠かせない人も多い自転車の駐輪場はあまり気にされない方が多い傾向があります。
より快適に生活するためにも、家の中だけでなく、普段使用している「足」にもぜひ目を向けてみてくださいね。

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こんにちはいなほ工務店です。
新生活が始まる前後は何かと物入りになり、買い物も増えますね。
私も通販を利用する機会が増えたのを実感しています。
そんなとても便利な通販ですが、近年通販の需要の急激な増加によるニュースを目にすることが増えました。
非常に便利でありがたい通販ですが、配達いただいたタイミングで受け取れないことが多いことも問題になっています。
計算では再配達に年2億時間、約1,000億円に要しているそうです。
想像を絶する数字であり、急ぎ改善が必要なのは誰の目にも明らかだと思います。

今回はそんな、「配達いただいた荷物を受け取れなかった」を改善する設備。
「宅配ボックス」についてお伝えいたします。

宅配ボックスとは

宅配ボックスとは、届いた荷物を在宅・不在問わずに受け取ることができる非常に便利な住宅設備です。
外出時や、在宅していても手が離せない時。例えば料理中や入浴中、お子さんを寝かしつけているタイミングなど、「せっかく配達していただいたのに今は出られない!」という時にも荷物が受け取れます。
受け取り方法は、宅配業者さんが宅配ボックスに荷物を入れてくれるだけ。
受け渡しの時間や再配達の手間、玄関前で待っていただくことを気にする必要がありません。

最近は、一戸建てやマンションの他、駅やコンビニなどでも多く見かけるようになっています。

宅配ボックスのメリット

宅配ボックスのメリットは大きく分けて4つありますので、順番にお伝えさせていただきます。

1:家にいなくても荷物が受け取れる

通販でお買い物をする際、「いつなら受け取れるかな?」と多くの方が悩んだ経験があるのではないでしょうか。
なるべくすぐに受け取りたくて通販で購入したけれど、仕事で帰宅時間が分からなかったり。すでに予定が入っていたり。
「この時間なら確実に受け取れる!」という方は非常に珍しいのではないかと思います。

そんな忙しい日々の荷物受け取りに対応できるのが、宅配ボックスです。
宅配ボックスなら24時間365日いつでも荷物を受け取ることができるので、宅配業者を待つ必要も、再配達していただく必要もありません。

「受け取れなくて申し訳ないな」「何度も届けてもらって申し訳ないな」という罪悪感からも解放されますよ。

2:宅配業者と対面・直接受け取りしなくてよい

配達いただいた際、ちょうど自宅にいたとしてもいつでも出られるタイミングとは限りません。
料理のタイミングで手が放しづらかったり、やっとお子さんを寝付かせたタイミングであったり。
受け取りに出るどころか、インターフォンが鳴ること自体、遠慮いただきたいタイミングもあるかと思います。
でも、在宅でいる限りせっかく配達いただいた荷物を受け取らずにいることはとても罪悪感があるかと思います。
そんな時にも、宅配ボックスがあれば問題なく受け取り可能です。
インターフォンも鳴ることなく荷物を受けとることができるので、「受け取る」というストレスからも解放されます。

3:時間が有効に使える

宅配ボックスがあれば、配達時間を気にせずに出かけることができる点も、大きなメリットです。
時間指定した荷物を受け取るために、通常は自宅で待っている必要があります。
配達時間が前後することもあり、その場合はその後のスケジュールにも影響が出ることが考えられます。
特に急ぎで欲しく通販で購入したものの場合、必ず受け取ろうとすると自宅待機は必須となります。

宅配ボックスなら、配達時間を気にせずに受け取ることができるので、受け取り時間を気にして行動する必要がなくなります。

4:セキュリティ面でリスクを軽減できる

最近急激に増加している強盗事件。
多くは宅配業者を装って玄関を開けさせていることが分かっています。
宅配ボックスを設置することで、宅配業者と接触することなく荷物の受け取りが可能になります。
結果、玄関のドアを開ける必要が無く、不審者が侵入するリスクから身を守ることができます。

宅配ボックスのデメリット

宅配ボックスには素敵なメリットがいくつもありますが、もちろんデメリットもあります。
デメリットは、3つありますのでこちらもメリットと同じく、順番にお伝えさせていただきます。

1:受け取れないものもある

ふるさと納税や通販で人気の冷凍食品や冷蔵品といった配送物は、宅配ボックスでは受け取れません。
理由は宅配ボックスに入れたままでは劣化が進んでしまうからです。
もちろん冷蔵機能や冷凍機能が付いた宅配ボックスもありますが、なかなか浸透するのは難しいと思われます。
そのため、通販業者も冷凍品や冷蔵品はもとから宅配ボックスへの配達をお断りされていることがほとんどです。

その他、代引きの荷物や貴重品、現金なども宅配ボックスでは受け取れません。

そして物理的問題として、宅配ボックスの容量を超える荷物は宅配ボックスでは受け取れないため、直接受け取る必要があります。

2:同時に2個以上は受け取れない

多くの宅配ボックスは、一度扉を開閉するとロックがかかる仕組みになっています。
大型マンションなら別ですが、一般家庭で宅配ボックスを複数個設置されるとは考えにくいので、短時間に複数の荷物が届いてしまった場合、2つ目以降の荷物は宅配ボックスで受け取ることはできません。

3:盗難のリスクがある

簡易設置型の宅配ボックスは、ワイヤーや鍵を用いて宅配ボックスを設置します。
そのため、ワイヤーやカギを壊せば簡単に宅配ボックス事盗むことが可能となっています。
固定型の場合も、ポストから暗証番号が書かれた不在表を盗み宅配ボックスを開けて中身を持ち去るという被害が発生しています。

そのため、宅配ボックスのセキュリティを高めるためにも、郵便物が簡単に取り出せないポストに変える他、防犯カメラを設置したり、人感ライトや宅配ボックスを操作した人物を録画できるようなものを採用する必要があります。

新築時に宅配ボックス設置がおすすめの理由

宅配ボックスには、簡易型と埋め込み型の二種類があります。
宅配ボックスの多くは、後付けできる簡易型です。
とても多くの種類が様々な会社から出ており、デザインも値段も豊富にあります。
デザインがすぐれたものも多いのですが、どれも「家の前に置く」という形になってしまいます。
その点、埋め込み型は家の前に置く必要がありません。
ただ、埋め込み型は工事が必要なため、新築時、またはリノベーションなどの大きな工事時にしか取り付けることができません。
そのため埋め込み型の宅配ボックスの採用を考えるなら、新築時のプラン計画に練りこむ必要があります。
ただ、新築時に考えることで家の外観イメージを壊さず、ライフスタイルにあった宅配ボックスを設置できるのはとても大きなメリットです。

埋め込み型と一言で言っても、こちらもたくさんの種類があります。
ものによっては造作も可能です。
これからますます配達料金は値上がりし、再配達にも料金がかかる日が来るのではないかと思われる今日だからこそ、新築時に宅配ボックスの設置を少し考えてみてくださいね。

まとめ

日本の丁寧な配達は、荷物の輸送から細かく区切られた配達時間など。
他の国では考えられないほど、素晴らしい配送システムを作り上げ、私たちの快適で豊かな生活を支えてくださっています。
再配達や時間指定が無料というのもあり得ないサービスだそうです。
とてもありがたいことだからこそ、少しでも配達してくださる方の負担を減らせる方法は無いのか。そんなことを考えさせられるニュースが頻発しています。
忙しい日々を送っているからこそ、ひとまずは宅配ボックスがその解決方法の一つではないのかな?と思ったりしています。
宅配ボックス設置には、補助金が出る地域もあるので、設置検討の際にはぜひ居住地域はどうかな?と調べてみてくださいね。

こんにちは、いなほ工務店です。

事務所の周りでも卒業式が続々と終了し、いよいよ新生活が始まるシーズンです。
新生活というと思い浮かぶのが、私は子どもの自立です。
今までともに暮らして心配するばかりだった子どもが、自分の元を離れて新しい生活に飛び込んでいく。
近い将来訪れるそんな瞬間を今から心配し寂しくなってしまったりするのですが・・・。

お子さんが家を離れるとなると、少し気になるのが使ってた子ども部屋はどうするか?ではないでしょうか。
そのままにしておくのか、物置にしてしまうのか・・・。
そんなお悩みに人気なのが、お部屋の中を一気に華やかにしてくれるアクセントウォールです。
アクセントウォールとは、お部屋を憧れのイメージにするために、壁面の一部を木やタイルなど素材の他、色・柄物のデザインクロスに変えることで、空間にアクセントを加えることを言います。
壁の一面を変えるだけなので、リフォームで大変人気ですが、もちろん新築でも採用が増加している人気の施工です。
今回は、そんなアクセントウォールについて、施工事例をもとにお伝えいたします。

そもそもアクセントウォールとは?

アクセントウォールとは、その言葉通りお部屋の中で「アクセント」になる壁のことを言います。
多くの場合、お部屋の壁は全面同じ色や柄、特に白やベージュといったベーシックな一色でまとめられています。
壁が一色でまとめられた部屋は、空間としてもまとまりがありインテリアしやすいという特徴があります。
そんなまとまりのある空間の中に、「遊び心」として取り入れらるのがアクセントウォールです。

一面だけ違う色や柄、デザインにすることで、お部屋の印象が大きく変わりますし、選ぶ色やデザインによっては、お部屋を明るく見せたり、広く見せたり、重厚な雰囲気にしたり。
壁一面という大きな範囲のイメージを変更することで、インテリアではなかなか変えることが難しいお部屋全体の雰囲気変えることが可能です。

アクセントウォールの効果やメリット

アクセントウォールのあるお部屋や空間を体験したことはございますか?

SHOPや美容院、カフェで取り入れられていることが多いのですが、注意してみなければ意外と気が付かないことも多いのがアクセントウォールです。
壁一面が違っているのになぜ気が付かないのか、よく見なくても気が付くはずと思われがちですが、空間全体を「おしゃれな空間」と認識してしまうことで見逃してしまうと言われています。
それほど自然に、空間にメリハリを与えてくれるのが、アクセントウォールの特徴です。

特に柄物の場合、絵やディスプレイの役割を果たしており、壁というよりもインテリアの一部として空間に溶け込みます。

新築の時だけでなく、長く住んだお家でなんとなく雰囲気を変えたいなと思われた時には、アクセントクロスを取り入れることで、今までのお部屋とは大きくイメージを変えることが可能です。

アクセントウォールの素材

アクセントウォールに使用できる素材は、木材やレンガ、タイル、石といったナチュラル素材の他、壁紙が主となっています。
レンガや石、タイルを採用した場合、空間を重厚感のあるものに変えることができます。
木材を採用した場合は、お部屋の中を温かみのある空間に変え、リラックスしやすい雰囲気にする効果があります。

そして、一番施工が簡単で取り入れやすいのが壁紙を使用したアクセントウォールです。
柄やお色が豊富でこの一枚!という壁紙に出会えることがあります。
弊社ではお施主さんの好きを大切にさせていただいている関係上、「この壁紙が使いたいのですが」というお話を最初にしてくださる方もいらっしゃいます。
それほど、印象的なものが多いのが壁紙の特徴と言えますね。

印象的な壁紙は、部屋全面を覆うとうるさく落ち着かない空間になってしまう場合がほとんどですが、アクセントウォールならとてもおしゃれな空間になるので、気になる方は一度サンプルをご覧くださいね。

木材やレンガ、石やタイル、壁紙とアクセントウォールにふさわしい素材をご紹介しましたが、最近の素材は、機能面に優れたものもたくさんあります。
例えば、吸音性や吸湿性、消臭性を持つものがあります。
猫や犬を飼われているお家や、楽器をたしなまれるお家など。機能を併せ持つ素材をアクセントウォールに採用することで、デザイン面だけでなく快適な空間の実現にも効果的です。

アクセントウォール事例

01仕切面とキッチン背面をアクセントウォールに採用

真っ白な壁と無垢材の優しい空間の中に、濃紺のアクセントウォールを配置することでスタイリッシュに引き締まったLDKに仕上がりました。


02居室のアクセントウォール



2つの子ども部屋の一部をアクセントウォールにすることで印象の違うお部屋になりました。
ビタミンカラーを採用したことで、より明るくポップで元気な雰囲気に仕上がっています。


03キッチン背面にアクセントウォール

キッチンの背面に若草色を配置することで、無垢材と相まってより明るく優しい雰囲気のLDKに仕上がりました。


04小上がりの壁をアクセントウォールに

小上がりを設けた空間の一部をアクセントウォールにすることで、より特別間のある空間に仕上げられました。
小上がりは、段差を作ることでお部屋の中にもう一つ、小さな空間を作るような間取りを指します。
小上がりとアクセントウォールを採用することで、より区切られた空間になり大きな空間を壁を隔てずに区切ることできました。


05リノベーションで木を使ったアクセントウォール

こちらの事例は、マンションリノベーションです。
廊下からリビングに続く壁の一面を木で施工しました。
コンクリートの無機質な雰囲気と木のナチュラルな雰囲気がマッチして、カフェのような空間に仕上がったかと思います。


06無垢の木の家 重層の甍の事例

無垢の木の家 重層の甍には、皆さんの参考になるよういくつものアクセントウォールを取り入れております。

リビングの壁には、白壁の中にタイルを埋め込むことで自然素材でデザイン性を題しています。

寝室では、枕元の壁を珪藻土の壁にすることで、吸湿性を高めています。

フリースペースである、客間にもなる小部屋には唐紙を採用しています。
唐紙は平安時代には書道や手紙用として装飾性の高い紙として用いられ、中世以降は、主にふすまに貼る加工紙の一種として用いられました。
産地は京都と江戸ですが、こちらで使用している唐紙は京のものです。

まとめ

おしゃれな空間演出だけでなく、お部屋の空間や視覚的広さにも影響を与えるアクセントウォール。
素材や色・柄の選び方で、理想の「好き」を叶えてくれるメリットがあります。
その上、採用する素材にもよりますが、比較的低コストで実現可能なのもアクセントウォールの魅力の一つ。
気になるなという方は、施工事例やモデルハウスで実際のアクセントウォールをご覧の上、どういったイメージが合うのか考えてみてくださいね。

そして、先の事例のように、アクセントウォールに使用できる壁紙には、通常の壁紙の他、先ほどの唐紙や和紙といった伝統的な紙も使用可能です。
これじゃなきゃいけないと決めてしまうのではなく、これでもできるのかな?というように、気になった素材や紙を見つけましたら是非ご相談くださいね。

アクセントウォールは、新築だけでなくリノベーションやリフォームでも簡単に対応可能です。
部屋に飽きたなと思った時や、部屋の使用者が変わった場合など、部屋の有効活用にも適した方法なので気になる方は、ぜひご検討ください。

自社物件情報を新規公開いたしました。
宝塚市中山台1丁目の「都会の中の別荘地」。
宝塚市中山台1丁目あたりは、緑が多く自然豊かな住宅地です。
中でも今回の敷地は南、東、西が道路に囲まれていて道路の反対側は緑となっています。
2階からは、夜景を楽しむ事ができるとても稀な敷地条件です。
緑に囲まれている為、薪ストーブを使用する事も可能です。
便利な立地でありながら、都会とは思えない高級別荘地の様な建物が周辺には建っています。
自然の表情は日々刻々と表情を変えます。
太陽の入りや風、湿度などの気象は季節によって異なります。
毎日の暮らしの中で、環境と住まいから感じる気持ち良さを実感して下さい。

詳しくは、こちらをご覧ください。

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こんにちは、春は素敵な季節ではなく花粉症の時期だと思ってしまう、いなほ工務店のWEBスタッフです。
今年も例年通り、花粉の飛散量の情報が天気予報と共に流れる季節になりましたね。
「飛散量」という言葉を聞きながら「悲惨量」と変換してしまう日々です。

そんな、花粉症の人を毎年悩ませる杉ですが、家づくりには欠かせないとても素晴らしい樹木です。
今回のコラムでは、「吉野杉」といったブランドもある樹木「杉」についてお伝えいたします。

そもそも杉ってどんな木?

杉は、日本だけに自生している固有の品種だということはご存じでしょうか?
日本固有の針葉樹で、日本で最も多く植林されている樹種でもあります。

杉がなぜ日本で最も多いのか、それは環境への適正範囲が非常に広いという点が挙げられます。
丈夫な樹種のため、日本各地で古くから造林されており、日本の人工林の中でも面積で約43%を占め、植林樹種の中で圧倒的1位を誇っています。
日本中どこに行っても花粉症に悩み、花粉症マップに全国地図が採用されているのはこれが理由ですね。

杉はまっすぐに伸びた幹が特徴で、大きいものでは数十メートルにまで成長します。
杉材は古くから日本の建造物に採用され、街の発展に大きく貢献して来てくれた木材なのです。
柔らかく曲げやすい性質を持っているため加工しやすい特徴がありますが、それだけではなく杉の中には別の木か?と思わせられるほど固い杉材もあります。
扱いやすさと多様な性質ゆえ、建築材として用いられるほか、船や樽や桶など幅広く活用されてきた歴史があります。

ちなみに、杉の学名は「Cryptomeria japonica」と言い、「japonica」は「日本の」という意味です。
そして、「Cryptomeria」は「隠れた財産」という意味を持ちます。
合わせると「隠れた日本の財産」という意味になり、財産となるほど利用価値の高い日本固有の樹種だということが名前からも分かります。

あれ?ほかにも「スギ」という言葉が付く木はなかったかな?と思われるかもしませんが、「ヒマラヤスギ」や「レバノンスギ」は、杉ではなく実は「マツ科」です。
杉は「1属1種の日本固有の木」、「日本の国民的樹種」なんですよ。

杉は空気をきれいにする?

杉と言えば花粉!(しつこい・・・)と思われがちですが、木々が光合成によってCO2を吸収し、地球温暖化を防止する効果を持っていることはよく知られています。
しかしそれだけでなく、木々には大気中の有毒ガスを吸収し吸着して空気をきれいにしてくれる性質があることが近年分かってきました。
木々が持つ力のすごさを再認識するとともに、やはり無垢材は良いなと実感するところですが、実は「杉」はその力が他の樹種よりも強いことが分かってきたのです。

一般社団法人 大阪府木材連合会 杉スリット「杉の呼吸が暮らしを変える」からお借りしました。
より詳しい情報が得られる元ページはこちらからどうぞ
https://www.mokuzai.or.jp/2-enlightenment-slit.html

以前コラムで「木」についてお伝えした際、「木」は木材になっても調質効果や癒し物質のフィトンチッドなどがなくなることはなく、世界最古の木造建造物「法隆寺」では1300年経過した現在も十分作用しているとお伝えさせていただきました。
人間の寿命では木材となった木の力がいつ衰えるのか、分かりません。
分かることは、無垢材を使った家を建てれば、生涯木の癒し効果の中で暮らし続けることができ、次の代に受け継いだとしてもなお、変わらず癒し効果を発揮してくれるということだと思います。

図をお借りした一般社団法人大阪府木材連合会のサイトにも書かれていますが、大量の空気が必要である脳にとって、きれいな空気の中で過ごせることは脳の活性化につながり、心と体の健康に大きな影響を与えることは当然だと言えますよね。

正倉院の宝物も杉に守られている?

正倉院の宝物と言えば、例年大行列をなす「宝物展」が有名です。
正倉院の宝物は、奈良時代にシルクロードを通って集まった宝物です。
1300年の時を経てもなお、現代の人間を魅了する美しさと技術の高さ、そして驚くべき保存状態の良さが特徴です。

なぜここまで綺麗に、1300年前のものが残っているのか不思議ですよね。
その理由は、正倉院正倉はシロアリやダニに強く殺菌効果抜群のヒノキで校倉をつくり、宝物本体は杉の箱に保存されているからだと近年解明されてきました。

杉には調湿作用、調温作用はもちろん、先にご紹介した優れた空気の浄化作用があります。
宝物の劣化の原因である、二酸化窒素やホルムアルデヒド、オゾンを材になっても尚、杉が吸着し続けていたため、宝物の劣化を避けられたと分かってきました。
スカイツリーが、法隆寺の五重塔を参考に作られていることと言い、科学的裏付けができるわけではない時代、経験によって木の性質を見極め、適材適所に配してきた先人の知恵には驚かされることばかりですね。

杉材について知ろう

杉は先の特徴だけではなく、見た目の美しやさ軽さ、加工のしやすさなどの点から材として重宝されてきた歴史があります。
ここからは、材としての杉の特徴をお伝えいたします。

杉材の特徴1:暖かい

杉の木は比重が少ない分、空気を多く含んでいます。
そのため保湿性や断熱性に優れており、杉材のフローリングは人肌のぬくもりを維持してくれると言われています。
もちろん建て方次第ではありますが、太陽の力を取り入れたり、熱源をうまく利用することで、杉材のフローリングは室内をずっと暖かく保つことができると言われています。

杉材の特徴2:軟らかい

木は通称軟木と呼ばれる針葉樹と、通称堅木と呼ばれる広葉樹の2種類に大きく分けられます。
針葉樹の杉は、フローリング材に使用すると足の裏に優しくフィットし、振動や衝撃を緩和してくれる特徴があります。

杉材の特徴3:湿度に強い

もともと空気を多く含んでいる杉は、室内にこもる湿気を吸収するという特徴があります。
その上、樹脂が多い樹種のため耐水性にも優れており、カビにも強いという一面があります。
お家の施工後、杉材の含水率が安定すると、室内の湿度が高い時は吸湿し、室内が乾いているときは放湿してくれるようになり、1年を通して快適な環境を保てるようになります。

杉材の特徴4:美しい

思い浮かべる杉の姿は、天高くまっすぐに伸びた姿ではないでしょうか。
誰もが見なれた姿そのまま、まっすぐに成長するのが杉の特徴です。
そのため、杉材の木目は直線的で、節が少ないという特徴があります。
フローリングや、天井板として並べたとき、均一に揃った木目が非常に美しいのも特徴です。
また経年美化も魅力で、ゆっくりと年月を重ね生活を送るうちに、杉材全体があめ色に変化し、我が家だけの姿を見せてくれるのも杉材の素晴らしい特徴です。

杉材の特徴5:強度

いくつもの歴史ある建造物に使用されている点からも、先ほど杉材は軟らかいと書きましたが、決して強度が低いわけではありませんし、驚くほどの強度を持つものがある。
強度の幅の広さも杉材の特徴の一つです。
そして、柔らかを別の言葉で表すと、「しなやか」でもある通り、杉材にはしなやかな性質があるので地震で壊れにくいという特徴もあります。
ただ、杉材は乾燥させる際に表面割れを起こしやすく、ひび割れしやすいという特徴があります。
そのため、等級や断面状態によって強度が大きく変わってしまうのが杉材なのです。

杉は家づくりのどの部分に使うのが良いの?

杉材の魅力は、先にもお伝えした通り柔らかさや保温性・保湿性、木目の美しさです。
そのため、お家としてならフローリングや天井板など目に触れる場所に使用するのが最適です。
空間そのものを彩る形で使用することで、杉の足触りのよさや木目の美しさを楽しめるだけでなく、先にご紹介した杉の持つ力を最大限、生活に取り入れることが可能ですよ。

他にも家具の素材としても最適です。
造作家具にも非常におすすめですね。

杉材を触ってみよう!

今回は杉についてお伝えいたしましたがいかがでしたでしょうか。
もっとこういう部分が知りたい、足触り・手触りが知りたい!という方は、ぜひいなほ工務店迄遊びに来てください。
モデルハウスでご体感いただけるのはもちろん、店舗にも数多くの無垢材を見本として置いてあります。
無垢材に同じものはありません。
杉材のサンプルを触っていただいても、全く同じものは絶対にないですが、杉の美しさや柔らかさ、暖かさはご体感いただけます。
杉にかかわらず、無垢材が気になるな。という方は必ず事前に多くの無垢材とふれあい、自分たち家族に会った無垢材を選んでくださいね。

こんにちは、いなほ工務店です。
いきなりですが先日「統一感がすごくあるなと感じるお家があるのですが、何が違うのでしょうか?」というご質問を頂戴しました。
統一感がある空間の一つとして、インテリアや全体の色見をそろえている。家具の高さが目線より低いといった点があるのですが、注文住宅の場合は「造作」が大きく生きていることもあります。
今回はそんな「造作」について詳しくお伝えさせていただきたいと思います。

造作とは?

建築の分野で造作とは、建物の内にある部材や設備、または仕上げ前の工程のことを指します。
天井や壁・床などの下地作業や、階段や建具枠、鴨居や敷居など大工の手による工事、出窓のカウンターや、作り付け家具など、現場で加工し取り付け工事が必要なものが「造作」に当たります。


造作の特徴は、建物の構造には直接かかわりが無いという点ですが、建物の使い勝手やデザイン性に大きな影響をおよぼしますし、簡単に取り換えられるものではないので、しっかりと検討した上でどういったものを採用するのか考える必要があります。
ちなみに、造作で部材に当たるのは、床やドア、階段や鴨井など。
お家や用途に合わせてオリジナルで作りつけた家具のことは、「造作家具」と言います。
その他にも、オリジナルで手作りしたキッチンは「造作キッチン」、洗面所は「造作洗面台」というように、「造作」をつけて呼ばれています。


階段下に造作した、デスクと床下エアコンの設置場所

家づくりとは関係ないと言われていますが「造作(ぞうさ)もない」という慣用句がありますよね。
この言葉は「手間や費用がかからず、面倒でなく容易なこと」という意味があります。
お家に対する「造作」とは違うらしいのですが、「(職人が)手間をかけた容易でないこと」=「造作」なのかな?と考えてしまったりもします。

どんなものが造作できるの?

正直、腕のいい職人さんの手にかかれば何でも作れますよ!と言いたいところですが、注文住宅で「造作」というと、一番思い浮かぶのは「造作家具」ではないでしょうか。
その他は、「造作洗面台」や「作り付けの棚」「造作キッチンカウンター」なども大人気ですね。


洗面ボウル、壁面タイル、鏡などすべてにこだわりを詰めた造作洗面所

でも注文住宅で「造作」が一番分かりやすいのは、階段ではないかと個人的には思っています。
段の高さや幅が暮らす人に合わせて作られるだけでなく、階段裏のスペースを使って収納庫を作ったり、段が引き出しになっていたり。

モデルハウスの造作階段引き出し
モデルハウス「無垢の木の家 重層の甍」の階段下引き出し。ぜひ、見て触って引き出してみてくださいね。

使い勝手だけでなくデザイン性にもこだわれるのは、職人の手仕事「造作」だからこそですね。
以前こだわりの階段についてコラムを書かせていただきましたので、良かったらそちらもご覧くださいね。

造作のメリット

まず最初にお伝えさせていただく必要があることとして、メリットやデメリットをお伝えする際の「造作」は、家具や設備、特に洗面所やキッチン、既製品が販売されているものに対することになります。
先にお伝えしました階段はほぼ造作一択のものですから、ここからは家具や住宅設備についてお伝えいたします。
※ほぼ一択というのは、アイアン製の階段が売っていたりするからです。

注文住宅において造作のメリットは、部屋のサイズや雰囲気にピッタリとあう家具や設備が手に入るという点です。
サイズがあっているということは、無駄なスペースを生まないということでもあるので、限られた土地に家を建てる場合、特にメリットが大きくなります。

他にも造作家具や設備には、以下のように様々なメリットがあります。

1:希望がかなえられる

自分たちが頭に思い描く理想の家具や設備はなかなかないものです。
特に使い勝手やデザイン、自身の癖や使い方を反映したものを探すのは至難の業ではないでしょうか。
その点「造作」なら、しっかりと希望を伝えることで、自分たち家族だけの家具や洗面、キッチンが手に入ります。

2:統一感のあるインテリアを実現できる

家の壁や床、タイルなどをこだわっても、ピッタリあう色味やデザインの家具や設備は見つかりません。
その点「造作」なら、床材と同じ種類の木を使って家具を作ることも、お気に入りのアンティークタイルを使用して洗面所を作ることも可能です。
特に近年はコロナの影響で新築住宅には玄関洗面所が必須になりつつあります。
玄関は入ってすぐの目に付く場所でもあるので、違和感のない。空間にマッチした造作洗面所をご希望される方が多くいらっしゃいますよ。


フリースペースの壁面を活用した収納棚

3:空間の有効活用が可能

いきなりですが、弊社モデルハウスの主寝室には、造作のデスクがあります。
こちらのデスクは、部屋のサイズとベッドの長さ、机の奥行と椅子を引いたときに必要となるスペースを計算して作っていますから、一切の無駄がありません。
このように、造作することで家具や設備が限りあるスペースにピッタリと収まることで、空間を無駄なく使えます。
空間を少しでも有効活用するための隙間家具、高さや幅が1㎝刻みで注文できるもの等がとても人気のようですが、家を建てる際に造作しておけば、そういった隙間の有効活用方法も考えなくてよくなりますよ。


モデルハウス「無垢の木の家 重層の甍」の主寝室に造作したデスク

4:安全性が高い

設備は「造作」にかかわらず、固定なのは当然ですが家具の場合、造作でないものは固定されていません。
「造作」家具は、置くのではなく造り付けるものが多いため、家具が壁や床に固定されており、地震で倒れてくるということがありません。

そのため、壁一面の大きな棚を作ったとしても、棚や家具が倒れてくる心配がなく安全性が高くなります。


壁一面に造作された収納力抜群の棚

5:家具や設備を探す手間が省ける

自分が本当に好きで家にピッタリ合った家具や設備を、自分の予算内で見つけようとするととても困難です。
その点造作なら、打ち合わせでしっかり希望を伝えることでイメージに合った家具や設備が手に入ります。
希望を伝える手間はかかりますが、売っているかどうかすらも分からない、自分の欲しいデザインの家具や設備を探し続ける手間はなくなります。

造作のデメリット

メリットを先にお伝えしましたが、もちろんデメリットもありますので、造作いいな!と思われた方は以下をしっかりご覧の上、ご検討くださいね。

1:事前に現物を見ることはできない

「造作」家具や設備は、オーダーメイドです。
そのため、ショールームや家具屋さんのように見て触って確かめることができません。

2:手間と時間がかかる

「造作」は、自分の家のためだけに一から作るもののため、市販品のようにすぐに納品してもらうことができません。
自分が望む形やイメージ、サイズも正しく伝える必要があるため、多くの中から選ぶ市販品のように短時間で注文から配送・設置まで済ませることはできません。

3:気軽に撤去や移動ができない

洗面所やキッチンは、市販品でも造作でも気軽に撤去や移動はできませんが、市販品の家具は気軽に模様替えが可能です。
しかし、「造作」家具は、収納棚やデスクなどを直接床や壁に固定するため、自分で動かしたり撤去したりすることができません。
気軽に模様替えができないため、家族のライフスタイルや家族構成をしっかり考えて依頼する必要があります。


2階フリースペースに設けた壁面いっぱいの本棚とスタディスペース

4:業者によって品質や価格が全く違う

造作だけではなく、家全体を見てもそうですが。業者によって品質や性能、価格は全く違います。
出来上がりしか確認方法が無いのが「造作」ですから、家同様、事前にしっかりと業者の力量を見極める必要があります。

まとめ

「造作」についていろいろとお伝えしてきましたが、分かりやすく言うと「造作」とはオーダーメイドです。
お店で気になる洋服を見つけたとき、「丈がもう少し長ければ」「色がもうちょっと濃い目なら」「ここがもうちょっとスッとしてればいいのに」「この形で素材はこっちだともっといいのに」なんて思い浮かぶことが無いでしょうか。
そんな時、同じデザインで丈の長い、自分にピッタリな洋服を作ってもらえるととてもうれしいですよね。
「造作」とはそういうイメージを持っていただけると良いかと思います。

ただし、そこで重要になってくるのは、「造作」を依頼する相手は実現する腕があるのか。
イメージはきっちり伝わっているのかといった点の見極めです。

品質や技術、価格を知るためにも業者が手掛けた「造作」の事例を見て触って、品質をチェックした上で価格を確認して依頼する必要があります。
※現在の物価高騰により価格は常に変動しているので常時「今」の価格を確認してくださいね。

そして、一番重要なのはしっかりと自分たちが欲しいもののイメージを固めることです。
技術力が高い、品質のよい業者に依頼したとしても、イメージやサイズが誤って伝わってしまうと、欲しいものは得られません。
具体的にイメージできるようにするためにも、施工事例やモデルハウスを見学し、高さの確認や材質の見極め、好きな形を業者に伝えられるように準備してくださいね。

こんにちは、いなほ工務店です。
阪神間でも雪がちらつく日が続いていますが、いきなり3月上旬の暖かさと言われる日もあり…。(体感は非常に寒かったですが…。)
体に厳しい日が続きますね。
電気代、ガス代の高騰もニュースになっている中、前回はインフラに頼らない暖房器具として、薪ストーブについてご案内させていただきました。
今回は、狭小地でも太陽のエネルギーを有効活用できる、2階リビングについてお伝えいたします。

2階リビングとは?

2階リビングとは、読んで字のごとく。リビングが2階にある、プラン(間取り)のことです。
昔の住宅は1階にLDKを設け、2階に各居室を設けるのが一般的でした。
しかし近年は、2階リビングの住宅も増え、弊社のモデルハウスも2階リビングを採用しています。
また、利便性の良い地域などでは、3階建てが増えたことから3階建ての2階をリビングとして採用されるプランも多くあります。

2階リビングのメリット

・日当たりが良い

第一のメリットとしてあげたいのが、日当たりと眺望の良さです。
一戸の家を考えたとき、1階と2階。日が当たる時間が長いのはやはり2階です。
弊社のある阪神間では特に多い狭小地の場合、1階ではそもそもあまり日が入らず、一日中電気をつける必要があるというお家も少なくありません。
そのため、2階にリビングを作るのは、明るさと暖かさの両面から見ても、日当たりの良さを最大限に生かす方法として最適とも言えるのです。
日中あまり使うことの少ない居室(寝室)を1階にすることで、部屋の使い方と共に電気の使い方にも無駄がなくなります。

・プライバシーが守れる

1階でプライバシーをしっかり守ろうとする場合、諦めなくてはいけないのが解放感です。
通行人やご近所の目を避けるために塀を作る必要がありますし、大きく窓をとるのも、プライバシー確保の観点から行くと至難の業です。
しかし、2階リビングなら大きな窓をとっても通行人を気にする必要はありません。
もちろん窓にへばりつくように何かをしていると、見られる可能性はありますが・・・通常の生活なら、なかなか通行人やご近所の目に触れることはないと考えています。

特に、狭小地に建つ家の場合、住宅が密集しており隣家や道路との距離も非常に近いため、より外からの視線が気になることも多くなります。
見られているのではと気になりながらでは、せっかくリビングにいても落ち着かないですよね。
その点、2階リビングなら近隣を気にせず過ごすことができます。

・眺望が良くなる

一階では望めない眺望も、2階なら近隣の隙間をぬって眺望が得られる土地は多くあります。
弊社が得意とする、土地を読んで家を建てるという点が、窓の配置一つとっても、太陽光と眺望と。両方得られるのはどこか、計算してからプランニングすることができるのが、2階リビングの良い点です。

・耐震性もよくなる

リビングはできるだけ広く取りたいものですよね。
1階にリビングを設ける場合、居室をいくつか設ける場合と比べて、柱や壁などが少なくなる傾向があるようです。

しかし、1階のリビングを2階に設けることで、1階は必然的に居室が多くなり、柱や壁が増えることで家の構造が、よりしっかりすると考えられるのです。

・吹き抜けや高い天井が望める

先日の薪ストーブのコラムで、暖炉が生まれた理由は12世紀ごろからヨーロッパで2階建てが増えたからと言われているとお伝えしました。
それと同じく、1階リビングの天井を高くしようとすると吹き抜けを作るしか方法はありませんが、2階をリビングにすると、天井の自由度が格段に上がります。

狭小地では特に重要になる屋根の勾配を利用して、吹き抜けを作ったりすることで、リビングをより開放的に、広く見せることができます。

・ロフトを設置することもできる

天井が高くなると、吹き抜けと共に考えられるのがロフトです。
物置になりがちと言われるロフトですが、リビングに設置すれば収納が増えよりスッキリとした空間が望めるようになります。
家族みんなが使う、季節外のものはリビングのロフトへ。と、決めておけばどこになおしたか悩むこともなく、便利な使い方ができるのでお勧めです。

2階リビングのデメリット

・居室の配置が難しい

2階にリビングを配置することで、1階が居室となります。
そのため、寝室だけでなくお子さんがいらっしゃる場合、子ども部屋も1階に配置されるプランが多く、保護者がリビングにいるとお子さんの様子が分かりにくいという欠点があります。
玄関からそのまま自室に入れるため、帰宅に気が付かない。同じく、外出にも気が付かないということも。
2階リビングを採用する際は、居室。特に子供部屋の位置について、慎重に検討する必要があるかと思います。

・階段の上り下りが必須になる

1階リビングならば必須ではない階段の上り下りも、2階をリビングにすることで、必然的に階段の上り下りが増えてしまいます。
特に、家事をする人が受ける負担は大きく、買い物から帰宅した際の荷物運びが、重労働になることもあります。

歳をとったり、介護を必要とするようになった場合も、階段の上り下りが課題になることもあります。
そのため、2階にリビングを配置する際には、長期的なプランでしっかりと動線を計画する必要がありそうです。

・水回りの工事費アップの懸念も

1階にリビングを設ける場合には考える必要もなかったことの一つに、水回りをどうする?という点があります。
というのも、2階にリビングを設置し、家事動線を考えるなら洗面所や浴室、洗濯機もまとめて2階の方が便利だと考えられる方が多いかと思います。
そのため、2階に水回りをすべて持ってくる場合、浴槽にお湯を張った時の重さも計算に加える必要があります。
それと共に、1階と2階それぞれのフロアで給排水工事を行う必要があり、1階に水回りをまとめた場合と比べ費用が上がる傾向にあります。

・広い土地にはメリットが少なくなる

狭小地に建つ家ならメリットとなるプライバシーの保護も、日差しの取り込みも。
広い土地の場合、家を建てる場所をしっかりと考えることで、上記が悩みではなくなることが多々あります。

広い土地の場合、建蔽率の関係で庭が持てることがほとんどです。
庭の使い勝手も、1階リビングの方が利便性が良いため、広い土地の場合2階にリビングを配置するのは、景色が素晴らしいといった特徴的な土地を除き、メリットは少なくなる傾向があります。

・暑さ寒さが厳しくなることも

これは2階リビングに限らずですが、断熱工事がしっかりと適切に行われていない住宅において、2階が受ける外気の影響は1階と比べても強くなります。

特に、日当たりが良いということは、逆に言うと暑さを取り込むということです。
住宅の性能一つで、2階が約熱になる危険も含んでいるということを忘れないでくださいね。

暑さに弱いペットと一緒に暮らしている方、日中の在宅率が高い方は、2階リビングの住宅性能には特に注意が必要です。

2階リビングの施工事例

パインフローリングと薪ストーブの家

2階の窓からは大阪湾まで見渡せる立地を生かし、2階リビングを採用されました。
もともと広いLDKが高さのある天井と相まって、開放感あふれる空間として仕上がりました。
薪ストーブも設置し、理想とされていた「火を見る生活」が実現できた事例です。

施工事例はこちら

大きなロフトのある狭小住宅

タイトルにもある通り、大きなロフトを設けた2階リビングの施工事例です。
日差しを取得できる2階にLDKを設け、スケルトン階段と手すりはすべてアイアン性にすることで、1階まで光が落ちるプランになっています。
リビング上の大きなロフトは、収納とプライベートの空間を兼ねた作りにしました。

施工事例はこちら

形がユニークな3階建住宅

限られた土地に、暮らしやすさと快適性・デザイン性を詰め込むとユニークな正面として完成した施工事例です。
人の目もしっかり考えた設計でありながら、驚くほどの明るいリビングを実現しています。

施工事例はこちら

明るい吹き抜け3階建ての家

土地をしっかりと読んで建てた3階建ては、狭小地とは思えないほどの日当たりのいい仕上がりです。
吹き抜けと窓の位置が明るく開放感を感じられるLDKの大きなポイントですが、実は壁の白さと3階の手すりが圧迫感のないアイアン性というのも、重要なポイントになっています。

施工事例はこちら

無垢の木の家 重層の甍

弊社の、伊丹市に建つモデルハウス「無垢の木の家 重層の甍」です。
2階リビングがとても明るいのはもちろんのこと、掃き出し窓からは周りの目線を気にせず楽しめる庭が広がっています。
夏ならエアコン一台で叶う涼しさ、冬なら床下エアコンで感じられる暖かさを体感いただけますよ。

多くの体感ができる無垢の木の家 重層の甍についてより詳しくはこちら

まとめ

弊社のある阪神間や北摂は人気のエリアであるため、土地の取得が非常に難しく、売りにでてもとても高いという特徴があります。
そのため、狭小地で心地よく暮らしたいというご相談を多く頂戴しております。
土地の広さにかかわらず、家を建てる際に一番大切にしていることは「土地を読む」ということ。
その土地にどのような建て方をすれば一番心地よく暮らせるのか。
この「心地よく」という言葉は、非常にあいまいなもので、お一人お一人。ひと家族ごとに全く違うものです。
お施主さんがどのようなことを心地よく感じ、どのように暮らしたいのか。土地を読み、じっくりとお話をお伺いする中で、お施主さんだけの心地いいを導き出すのが、本当の家づくりだと思います。

2階リビングもその一つ。
最初から1階2階と決めてしまうのではなく、お施主さんがどうされたいか、しっかりと考え抜いたうえでリビングをどう位置づけるのか、暮らし方から家全体のプランを決めていただくのが一番ではないでしょうか。

ちなみに、広い土地と2階リビングの関係に先ほど触れていますが、弊社モデルハウスでは2階建てリビングと広い庭、両方が体感いただけます。
イメージが湧きにくいなという方は是非お気軽に、モデルハウスをご見学ください。
寒さ厳しいこの時期なら、住宅の性能や床下エアコン、タイルなのに冷たくない床もご体感いただけますよ。

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こんにちは、いなほ工務店です。
今年は暖冬だと言われていましたが、やはり寒い日が続いていますね。
値上げだ増税だ金利上昇だといった嫌なニュースが日々流れていますが、寒い日に絶対に欠かせないのはやはり暖房器具ではないでしょうか。
現在の住宅では、ほぼすべての家に設置されているであろうエアコン。
エアコンはリモコン一つで、夏は涼しく冬は暖かい空間を作ってくれる非常にありがたい存在です。
空調設備としてはとても優秀で便利なエアコンですが・・・弊社のモデルハウスで見学されている方の反応がとてもいいものの一つに、薪ストーブがあります。 かく言う、コラムの筆者も薪ストーブを見るとなんだか嬉しくなってしまう一人です。

薪ストーブは、お手入れだったり、薪の調達だったり。エアコンに比べると不便な部分が多いですが、多くの方が興味を持たれている印象です。
今回は、そんな薪ストーブについてお伝えいたします。

そもそも薪ストーブって?

まず、薪ストーブの説明をさせていただく前に、「暖炉」についてお伝えさせていただきます。

レンガや石材などの不燃材料を使用し、建物と一体に作られた炉のことを暖炉と言います。
扉付きのものもありますが、基本的には部屋で焚火をするような感覚のもの、サンタクロースが入ってくる煙突の形のものがイメージしやすいのではないでしょうか?

薪ストーブが誕生したのは12世紀のヨーロッパ。
2階建ての家が多く建つようになったことで、天井が低くなり火災の危険性が大きくなったことから、不燃性の高いレンガや石で炉を作り、煙は壁の中を通る煙突を抜けて外へ排出されるように考えられました。

それまでは、家の中で火を起こしていたと考えるとかなり怖いですよね。

話が少しそれましたが、以上の点から、実は薪ストーブも暖炉の一種で、暖炉をより使いやすく改良したものが薪ストーブになります。
薪ストーブは燃焼効率を上げながら排気をきれいにするために考え出されました。
建物から切り離して設置するので、壁に作られた暖炉よりもメンテナンスや交換も簡単だという特徴があります。

薪ストーブの魅力

暖房器具としての手軽さを考えたとき、エアコンやガスストーブには全く及ばない薪ストーブですが、薪ストーブは他の暖房器具にはない魅力があります。
それは、薪ストーブには暖房器具以外の顔があるという点です。

もちろん、断熱性能の優れた家で薪ストーブを数時間使用すれば、家全体が一日中温かいという優れた暖房力もありますが、他の暖房器具が部屋を暖めるだけなのに対し(冷やす機能もあるエアコンを除く)、薪ストーブには暖房以外にも使用方法があるのです。
その他にも、現代社会の生活には欠かせないインフラに頼らない熱源だという点もありますし、昨今の電気代の値上がりを考えると、薪ストーブを暖房器具として採用するというのも一つの方法だとも思いますね。
これら、薪ストーブの魅力について詳しくは次のメリットで一つずつご紹介しますね。

薪ストーブを採用するメリット

薪ストーブのメリットですが、実は薪ストーブに限らず「火を見る」こと自体に、大きなリラックス効果があることはご存じでしょうか?
「1/fゆらぎ(えふぶんのいちゆらぎ)」と呼ばれる効果で、波のせせらぎや小鳥のさえずり、緩やかな風の音に代表される規則性と意外性が混ざり合っているリズムを指します。
人間の心拍と同じリズムを刻んでいるのが大きな特徴です。
炎の揺らぎもその一つで、揺らぎを見ることでリラックスでき心地よくなると言われています。
そんな温かさ以外の心地良さをもつ薪ストーブにはほかにもいくつものメリットがあります。

メリット1:優れたインテリア性

薪ストーブの大きなメリットの一つが、見た目のおしゃれさではないでしょうか。
薪ストーブ自体がおしゃれなので、火の有無にかかわらず様になります。
薪ストーブの設置場所は多くの場合リビングでしょうから、そのお家のインテリアの中心的存在、お家のあたたかな雰囲気を構成してくれる存在になります。

メリット2:もしもの時のために

2022年年末、日本海側を襲った大雪により多くのご家庭に被害が及びました。
とりわけ影響が大きかったのが、長く続いた停電ではないでしょうか。氷点下の中電気が無い状態で過ごさなくてはいけない日々。
電気が無くては稼働できない暖房器具は一切使用できません。
その点、薪を燃やす薪ストーブなら、いつも通り薪を燃やすだけです。
部屋を暖めるだけではなく、その熱を利用して料理をすることも、水があればお湯を沸かすことも可能です。
もしもの時に、薪ストーブがあれば凍える心配はなくなりそうですよね。

メリット3:選べる

薪ストーブにはいくつかの種類があり、暮らしにあったものを選べます。
多くの方に人気なのが料理がしやすいもので、薪ストーブの上に鍋をおけるだけなく、オーブン機能が付いたものまであるのが面白い点です。
折角の直火ですから、暮らしにあった、家族で思いっきり楽しめる薪ストーブを選ぶのがいいですね。

薪ストーブを採用するデメリット

もちろん、メリットがあればデメリットもあります。
取り付けてからこんなはずではなかった・・・とならないためにも、薪ストーブを取り入れてみたいなという方は、事前にしっかりとデメリットも考えてくださいね。

デメリット1:メンテナンス

薪ストーブでは実際に木材を燃やすため、燃やした際に出たすすは薪ストーブ内や煙突内に溜まっていきます。
溜まってしまうと燃焼効率が悪くなるどころか、ひどい場合火災の原因になることもあると言われています。
そのため、年に1回程度は定期的な煙突内の掃除が必要となります。
煙突掃除は家庭でも可能ですが、面倒だったりあまりうまくできない場合はプロの清掃業者に依頼する必要があります。

デメリット2:薪が必要

薪ストーブは、エアコンのようにリモコンの操作だけで部屋を暖めてくれることはありません。
部屋を暖めるには必ず薪が必要なため、薪の調達や保管しておく場所の準備が必要です。

デメリット3:コストがかかる

薪ストーブを設置するには、薪ストーブ本体と煙突を購入するだけではなく、設置費用も必要です。
エアコンでも購入費と設置費用が必要だと思われるかもしれませんが、薪ストーブの場合は設置する周りも不燃材料で施工する必要があるためコスト面での注意が必要です。
ですが、メリットでもお伝えした通り、薪ストーブは暖房器具以外の楽しみ方やインテリア性があるので、コストバランスを見つつ判断するのが良いですね。

薪ストーブを設置したいならどの段階で考えるべきか?

薪ストーブは、暖炉と比べてメンテナンスや交換も簡単だと先にお伝えしましたが、設置に最適なタイミングはやはり新築時です。

薪ストーブ設置には、二つの法律「建築基準法」と「消防法の火災予防条例」がかかわってきます。
両方とも、薪ストーブはかまどやコンロに該当し、家庭用ガスコンロと同じ扱いになっています。
全国で統一されているのは建築基準法で、薪ストーブを設置したい部屋の内装制限や煙突の取り付け・換気口の設置などが義務付けられています。
消防法の火災予防条例では、薪ストーブ本体の材料や、設置する場所・設置周りの仕上げなど、建築基準法よりさらに細かく定められていますが、地方によって違いがあります。

法律だけでもややこしそうですが、その他にも設置スペースや、煙突の通し方など、暮らし方を取り入れた設計の実現にも大きくかかわってくるのが薪ストーブなんです。

さらに、せっかく薪ストーブを取り付けるのですから、暖房効率の良いプランニングも必要になってきます。

このように、新築を考え出したタイミングから決めておく方が、薪ストーブをより暮らしにあわせて取り入れることが可能になります。
薪ストーブ気になるな・・・という方は、ぜひ早めにお伝えくださいね。

薪ストーブの施工事例

1:モデルハウス

薪ストーブの横に薪の収納エリアも造作した施工事例です。

2:薪ストーブのあるこだわりの住まい

暖炉の中の火を存分に楽しめることができるタイプの薪ストーブを選択されたこちらのお家。
吹き抜けを煙突が通る印象的なプランです。
リビングから外のウッドデッキはフラットにつながっており、自然豊かな外への広がりも感じられるつくりになっています。
こだわりの1点を見つけられるまで、何度もショールームに足を運ばれていました。

3:パインフローリングと薪ストーブの家

西宮市の山の上に建てられたこちらのお家は、景色に恵まれた立地で眺めを存分に楽しめるよう2階リビングを採用されました。
リビングの一角にゆとりを持ったスペースを作り、薪ストーブを設置しています。

4:2016年ウッドデザイン賞受賞の家

先の事例とは趣が違う薪ストーブは、蓄熱式です。
鋼板製の薪ストーブとは少し違い、薪を焚くことで発せられた熱が本体である、キャスタブル(不定形耐火物)に蓄えられるタイプです。
ゆっくりと柔らかい暖かさを長時間放出するのが特徴です。

まとめ

長い歴史がある暖炉の中、発展を続けてきた薪ストーブ。
メーカーやサイズ、排気の関係など様々な観点からお伝え出来ることはまだまだありますが、皆さんが薪ストーブに目を止められるのはそのあたたかな雰囲気ではないかと思っています。
家族で楽しく暖かく暮らしたいイメージに浮かびやすい薪ストーブですが、他の暖房器具とは違ってやはりお手軽ではありません。
設置したいなと思われた際には、ぜひ薪ストーブが設置されているモデルハウスを見学したてください。
薪ストーブのある空間はいったいどんなものなのか。
言葉や写真では伝えきれない存在感だからこそ、目で見て体で感じてくださいね。

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