最近コラムが遅れがちになっており申し訳ございません。
こんな内容が読んでみたいな、こんなことを知りたいなと思うことがございましたら、ぜひお気軽にお問合せまたは質問ページよりお送りください。
家づくりの疑問質問にいなほの視点でお答えできればなと思います。

今回のコラムでは、先日テレビで見た興味深い内容についてお伝えいたします。
土曜夜に放送されている人気番組「世界一受けたい授業」で「質の良い睡眠をとるためにやってはいけない6か条!」が放送されていました。
※2022年9月17日放送
下記は、番組サイトに掲載されておりました内容をお借りしています。
番組サイトはこちらからご覧ください。

◆睡眠は「減点法」!?質の良い睡眠をとるためにやってはいけないこととは?
質の良い睡眠をとるためにやってはいけない6か条をご紹介!

①同じ寝具を使わない
②ながら睡眠に注意
③寝るためのお酒はNG
④リビングの光に注意
⑤エアコンを切らない
⑥午後3時以降の昼寝

上記のように良い睡眠をとるために「やってはいけない」ことを教えてくれる内容だったのですが、この放送の中で睡眠の質が良い人の特徴の一つとして、寝室の中にある「木」が取り上げられていました。
例えば「木製の家具や内装材といったように、木を使ったものを多く取り入れた部屋」で寝ている人の方が睡眠の質が良い傾向にあるというのです。

番組内で放送されたグラフによれば、
安らぎを感じる人の割合は、

木が使われていない70.8%
木がやや使われている82.1%
木がたくさん使われている86.6%

不眠症の疑いがある人の割合は、

木が使われていない39.8%
木がやや使われている36.3%
木がたくさん使われている25.3%

木がたくさん使われている部屋で寝ている人ほど安らぎを感じ、不眠症の疑いが少なくなっています。
どちらも15%前後の違いですが、満足な睡眠が取れづらい現代社会では、木を取り入れるだけで少しでも睡眠環境が改善されるなら試してみる価値はあるのではないかと思う数値なんじゃないかな?と思ったりしました。

以前コラムでご紹介した木の香りの持つ力「フィトンチッド」のように、効果が明確に分かっているものだけではなく、なんとなく心地いい。なんとなく安らぐといった効果が表れやすいのが「木」ではないかと、木が大好きな弊社では考えております。
実際、弊社で好きな木を選んで建てられたお客様の多くから、家が非常に居心地よくなった。家が気持ちいいという、アバウトな感想を頂戴します。
もちろん、木の素材だけではなく風の通り道を考えた設計や、温度管理など様々な要素が合わさった結果の心地いいですが、木を使っているから心地いいというのも存分に含んでいただいていると思います。

アバウトという言葉の持つ意味は「細部がいい加減」「大ざっぱなさま」ですが、人の心や体が感じるものはアバウトなものばかりではないでしょうか。
友達はいっぱいいるけど親友は〇〇!という場合、その人だけが親友であることの説明を明確にできる人はほとんどいないのではないでしょうか。
ただ一緒にいて心地いい。馬が合う。しんどい時でも話をするとホッとできる。というような。

好きや心地いいということは言葉にできなくて当たり前だと思うのです。
「美味しい」と一緒で、ただ体がそう感じる、心がそう感じる。
言葉では上手く説明できない何かがある。
それだけで十分ではないでしょうか。

弊社のモデルハウスでは、この好きや心地いいを存分に取り入れた結果、寝室に木材をふんだんに取り入れています。
そんな寝室はモデルハウスの中でも特に人気の一室で、このような寝室を作りたいというお言葉をたくさん頂戴しています。
モデルハウスの寝室は、木材だけでなく天井の高さや部屋の広さ。
木材以外の素材にも人が心地いいと思うものをいくつも取り入れているので、木材だけの効果とは言いませんが、テレビで「木材を多く使った寝室は安らぎを感じやすい」と放送されているのを見たとき、ああやっぱり人が直感的に覚えるもである感覚に間違いはないんだなと思いました。

ただしこの心地いいは人によって違うということを忘れてはいけません。
木の香りにしても、どの香りが好きなのか。どの手触り足触りが好きなのかは人それぞれです。
またも以前のコラムでお伝えした話になりますが、世界最古の木造建築である法隆寺。
そこで使われている木材はいまだに香りを放ちます。
鉋(かんな)をかけるとあたり一面に広がるほどの香りが、伐採後1300年以上経過した今もなお、残っているそうです。
そのため、伐採された木の香りが何年経てば薄れるのか・・・まだまだ分かりませんが、1300年経っても消えないことだけはわかっています。

無垢の木の家 重層の甍では『築100年のモデルハウス』を目標に掲げていますが、木の香りが1300年で消えないのなら100年では絶対に消えませんよね。
無垢の木が知らず知らずのうちに与えてくる影響が大きいからこそ、無垢の木選びは慎重に。
特に、嫌なら靴下を履けばいい肌ざわりや、好みと違っても見過ごせばいい見た目とは違い、香りは家の中の空気そのものであり変えることも呼吸を止めることもできません。

人任せにするのではなく、自分たちが本当に心地いいと思うものを、見て嗅いで触って選ぶことを忘れないでくださいね。

そして、木の香りってそんなにすごいの?実際どんな香り?と思われる方は是非、弊社のモデルハウス「無垢の木の家 重層の甍」にお越しください。
玄関を開けた瞬間に、空気の色まで変わったのではないかと思うほどの香りをご体感いただけますよ。

こんにちは、いなほ工務店です。

世界最古の木造建築がある日本に馴染み深い「木の家」。
「木の家」と聞いて想像されるのは、どんなお家でしょうか。
床や天井、柱や梁がむき出しで、ナチュラルな印象を思い浮かべる方もいらっしゃれば、黒い梁が立派な日本家屋を思い浮かべる方など、さまざまかと思います。
「木の家」と一言で言っても、上記のようにナチュラルなものから重厚な日本家屋まで、全て「木の家」です。
鉄やコンクリート造りとは違い、木は形を容易に変えることができるため、住む人の好みに合わせてデザインは千差万別。

同じ「木の家」でも、各所に「無垢材」を使用するのが「いなほ流」です。
工業製品ではない無垢材は、日本古来より使われてきた材料で、廃盤等の心配がなくいつでも入手可能で、何より調質効果と風化を楽しめる素材です。

今回は弊社の施工事例を基に、木の家のデザインをお伝えしたいと思います。

1:木の選び方で印象を変える

木は同じように見えて全て違います。
フローリング一つとっても、材種の違いや、同じ材種でも節のあるなし、色味の違いや加工の違いで全然違うのでご紹介しますね。

まずは、節無しのフローリング(画像は桧の無節)です。

節無しと一言で言っても、材種によってお色味は様々ですし、同じ材種でも色味は一枚一枚違います。
節が無い分色味の違いは少し目立ちますが、白っぽい材と赤っぽい材が偏らないよう並べることで、ナチュラルですがスッキリとしたシンプルなイメージに仕上がります。

色の違いも工業製品ではないからこその良さですよね。

次は、節ありのフローリングです。
先ほどと同じ桧のフローリングですが節がある分無節と比べると少し安価となります。

節無しと比べよりナチュラルで、「木!」の印象が強く仕上がります。
節ありは、色味と共に、節の目立ち方も様々です。
節ありを選ぶ場合は、どの材種の節の出方が好きかしっかり見てみてくださいね。
それぞれ違いがあって面白いですよ。

次は、濃い色の材を採用した例です。
上の画像はウォールナットという家具等によく使われる少し硬い素材です。

上2枚とは違い、ナチュラルというよりはシックな雰囲気に仕上がります。
チラッと見えている造作キッチンも落ち着いた色やレンガタイルを使用することで、より重厚感のある空間を新築時から作れるのが、濃い色のフローリング材の特徴です。

節目を目立たせる加工「うづくり」を施したフローリングです。
上の画像は、杉の「うづくり」です。

木の表面を丁寧にこすることで、年輪を浮き上がらせています。
新築時から、経年変化を経たような雰囲気が楽しめます。

どれも同じ「木」ですが、何を選ぶかで印象は様々です。
どれを選んでも、体にやさしい自然素材という点に変わりがないのが、木でデザインする良さですね。

2:木の見せる分量で印象を変える

木造住宅は、構造自体が木です。
フローリングや階段だけでなく、柱も梁もすべて木。
どこまで見せるかで、印象が大きく変わります。

柱や梁は一切見せずに、要所要所で木を活かしたデザインの施工事例です。

ナチュラルでありながらもモダンな雰囲気や、遊び心のある雰囲気など。
木以外のデザインも楽しみやすいのが特徴です。
家具を1つ変えるだけでも、お部屋の雰囲気が大きく変わりますよ。

天井を白くしつつ、柱や梁の一部を見せるデザインです。

先ほどの事例に、梁や柱が少し見えているだけですが、印象が全く違いますよね。
こちらのお家のように、木の露出も楽しみつつ、デザイン性の高い造作キッチンやインテリアを取り入れたい場合は、隠すのではなく少しだけ見せると、木の家とインテリアや家具のバランスがとりやすくなります。

次は、木の家らしさが前面にでた、木組みを見せた施工事例です。

全てを大胆に見せることでデザイン性が高まります。
木の分量が多いどころか、壁を除いてほぼ「木」ですが、木材の色味を種類ごとに統一すれば、ごちゃごちゃした印象になりません。
木の家を存分に楽しみたい方にはお勧めですよ。

デザインとは少し違いますが、梁を利用してキャットウォークを作った施工事例です。

無垢の木そのままなので猫ちゃんの足にも優しく、梁の本数分行ける場所が増えるので、愛猫のストレス軽減にも一躍かう。
デザイン性と実用性を兼ね備えた、梁の有効活用法です。

3:造作家具でさらに暮らしやすく

フローリングと階段の木肌と、アイアンが印象的なこちらのお家。
壁や天井にはこばう紙を貼って白く仕上げています。
フローリングや階段・梁の色味に似た木材で、階段下に床下エアコンのボックスを造作しています。
絶対に必要なアイテムは、棚や机などその場所にあれば便利だなと思うものと合わせて造作すると、家族のライフスタイルを邪魔しないデザインに仕上げることができますよ。

壁の厚みを造作本棚にしたこちらのお家。

本来無駄になるスペースを、家族の好きに変えられるのが造作家具の良いところです。
その上、造作なら本棚が倒れる心配も一切ありません。
本棚やワークスペースなどは、造作家具として多くのお家で取り入れるアイテムですが、サイズが自由な分、自分たちに適したサイズを知ることが重要です。

以前のコラム「いい家を建てる為にできること」でお伝えしました、「イラッとノート」に使いやすいと思った家具のサイズや、逆に使いにくいと思った家具のサイズをメモっていくと造作家具のサイズを考える際にも役立つと思うので、ぜひ取り入れてみて下さいね。

さらにもう一歩、造作家具よりも踏み込んだのが、こちらのお家です。

この部屋はモデルハウスの主寝室ですが、机に必要なスペースと、ベッドに必要なスペース。
事前に両方を計算し、プラン建てを行いました。
机を造作し、スペースを最大限に活用することで、狭い土地でも快適なプランを実現することが可能です。

木の造作家具は、無駄なスペースの解消にも最適なので、家づくりを考える際にはどこまで造作にするか。 家づくり計画の中にしっかりと入れてくださいね。

4:プライベート空間を贅沢に楽しむ

家の中でも究極のプライベート空間と言えば浴室ではないでしょうか。
その浴室に檜を始めとした木材を取り入れることで、温泉宿に行かなくても檜風呂が楽しめます。
とても贅沢な時間ですよね。

こちらの写真は、檜風呂の檜よりも更に上の材、「青森ヒバ」を使用したハーフユニットバスです。
フルに木材を使用した浴室よりも、手入れが簡単なので、浴室も「木」にしたい方にはお勧めの形です。

5:家の周りにも木を使う

外壁やウッドデッキ、弊社では目隠しにも「木」を使用することがあります。
木は、家を個性的な印象に仕上げるだけでなく、緑と融合することで他にはないデザインに仕上がるのが特徴です。

1階を白、2階を黒のツートンの壁に、軒天とバルコニー・目隠しに木を使用したお家。

コンクリート壁と白黒のモダンな印象の中に、天然素材の木肌が美しく浮かびあがっています。
外壁に木材を取り入れると、現代的なデザインでありつつもどこか懐かしい、景色に溶け込みつつも個性的な家に仕上がります。

玄関ポーチと、バルコニーに木を使用した田能の家。

バルコニーは夏場、太陽光を遮るための緑のカーテンを作ることを想定しています。
見た目のデザイン性だけでなく、使い勝手と楽しさが共存する工夫ができることが、木の魅力の1つでもありますね。

家の外壁に杉板を使用した家です。
木張りの家は意外とメンテナンスが楽で、外壁材の杉の悪くなった所を簡単に補修が可能です。
但し軒を長くするなどして、直接雨がかかりにくくする工夫は必要です。

ちなみに、いなほ工務店の社屋も杉板張りですよ。

最後にご紹介するのは、リビングルームの延長として使える、縁側のようなウッドデッキです。

窓を開け放てば大きな空間が作れるので、日常生活だけでなく、バーベキューやホームパーティなど人が集まる非日常にも活用できます。
床板や天井の色味や素材を、外壁と一緒にデザインすることで統一感が出ますよ。

まとめ

今回は、「木の家」のデザインについてお伝えさせていただきましたが、「木の家」というとお手入れを気にされる方も多くいらっしゃいます。

以前のコラムで無垢材のワックスに触れましたが、無垢材を使用していればお手入れは、乾拭きや硬く絞った雑巾で水拭きすればOKです。
傷や汚れが付いた場合も、合板とは違うのでサンドペーパーで気になる箇所を削ったり、アイロンを当てることで目立たなくさせることが可能です。

生活の中で必要な普段のお掃除を重ねることで、時間の経過とともに味のある雰囲気へと変化していくのが「木の家」の良いところ。

「木の家」を建てよう!と思ったら、家族みんなでどんなデザインが良いか、どんな空間で暮らしたいのかじっくり考えてみてくださいね。

先日畳コーナーについてのコラムで、小上がりについて詳しくはまたの機会にとお伝えしておりました。
畳コーナーでも、いくつかの事例で小上がりになっていたものがあるように、小上がりというと畳コーナーのイメージがあるようです。
弊社でも、畳じゃなくても大丈夫ですか?とご相談をいただいたこともあります。

今回は、そんな小上がりについて、設置のメリットやデメリット等をお伝えさせていただきます。

そもそも小上がりとは?

小上がりとは、段差を作ることでお部屋の中にもう1つ、小さな空間を作るような間取りを指します。
リビングの一角に設けることが一般的で、多くの場合畳を貼って和のスペースにすることが多いようです。
小上がりにすることで、洋風のインテリアの中でも違和感なく和を取り入れることができることから、癒しのスペースとしても人気です。

小上がりにすることで、より区切られた空間になることから、客間やお子さんの遊びや勉強スペースとして取り入れる方も多いのが特徴です。

小上がりのメリット

小上がりのメリットは大きく分けて下記の3つです。

1:収納スペースができる
2:くつろぎスペースとして使える
3:空間に奥行きが生まれ、空間を区切ることで用途が増える

では、それぞれ詳しくお伝えさせていただきます。

1:収納スペースができる

フラットな床とは違い、小上がりにすることで段差部分を収納にすることができます。
壁に収納スペースを設けると部屋が狭くなりますが、小上がりなら部屋を広さを変えずに収納を増やすことが可能です。

小上がりユニットが収納用家具として売られている点を見ても、収納を目的としていることが分かります。

引き出しタイプなら奥行きが長く取り出しにくい印象ですが、かさばるものや大きなもの等。使用頻度は低くとも必要なものを人目につかない場所へ収納できるのが小上がりの最大のメリットと言えます。

収納方法は、引き出しタイプの他、小上がりの床がスライドするタイプや、外せるタイプ等様々です。
収納方法の選び方は、暮らし方やプランから一番使いやすいタイプを選ぶのが良いかと思います。


※小上がりユニット製品。写真はアマゾンからお借りしました。


2:くつろぎスペースとして使える

リビングはフローリングでも、小上がりを畳敷きやラグ敷きにすると、そのまま寝転んでベッド代わりにしたり、大きなソファーとしてくつろぎのスペースにすることも可能です。
リビングに小上がりを設けた場合、リビングとは床の高さが違うので、リビングからのほこりやゴミが入りにくいというポイントもあります。
そのような点からも、フラットな床にそのまま寝転ぶことに抵抗がある方も、一段高い小上がりだったら大丈夫という方も多いのではないでしょうか。

お子さんのお昼寝スペースとしても、リビングで行う家事やリモートワークの最中でも目が届くので便利に使えますよ。


3:空間に奥行きが生まれ、空間を区切ることで用途が増える

小上がりには奥行きを生み、さりげなく空間を区切る効果があります。
その効果を利用して、部屋の用途を増やすことができるのが小上がりのメリットです。
他の場所とは床面の高さがそもそも違うため、小上がりを造るだけで立体的な空間になるという特徴があります。
床面が続いていないという事から、床材を変えたり壁の色を変えるのも違和感がなく、よりメリハリのあるおしゃれな空間がつくりやすいのが特徴です。

一続きの空間だけれども、区切られているというポイントを活かし、お客様用の寝室として使われることもあります。
この場合は、間仕切りがあると更に便利です。

小上がりのデメリット

小上がりのメリットをお伝えさせていただきましたが、もちろんデメリットもあります。
デメリットも大きく分けて3つありますので、こちらも詳しくお伝えさせていただきます。

1:バリアフリーに向いていない

小上がりはそもそも、部屋の中に設ける段差です。
家の中の段差をなくすバリアフリーとは、相性が合いません。

足腰の衰えが気になったり、家の中の些細な段差でも転倒が気になる。
段の上り下りが負担だという方には、階段よりも段差が大きい小上がりは、出入りの時に足を取られてしまうリスクが生じます。

ロボット掃除機を使用されている場合、ロボット掃除機はもちろん小上がりには登れません。
小上がりは小上がりで掃除をする必要もあります。


2:部屋が狭く見える

小上がりを造る場所やリビングの広さ、天井の高さによっては部屋全体が狭い印象になってしまう事もデメリットの1つです。

何もない状態だと広く見えたお部屋。
家具を置いたらあれ?と想像以上に狭く感じたり、逆に家具が大きく感じられた経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
小上がりも同じような作用を覚えさせることがあります。

せっかくのリビングを狭く感じさせないためにも、事前の確認とイメージが非常に重要なので、丁寧な打ち合わせを行う必要があります。


3:天井が低く圧迫感がある

小上がりは床面を高くするため、天井が低く感じられどうしても圧迫感が出てしまいます。
小上がりの高さにもよりますが、背の高い方は頭をぶつけそうになることも。

天井までの高さが通常とは違うため、サイズや高さなど、家具選びにも注意が必要です。

小上がりのサイズ感について

小上がりを考える時に大切なのは、広さと高さです。

小上がりの広さとして人気なのは4.5畳だそうです。
3畳だと狭すぎる、6畳だと広すぎてもったいないという事から、4.5畳がちょうどいいサイズと言われていますが、広さについては使い方をどうするか。
暮らしの中でどう使うかでベストが変わってくるかと思います。

例えば、ご夫婦のご両親やご友人が頻繁に泊まりに来られるお家なら、広めにとっておくことで複数人での宿泊にも対応できますし、寝起きや着替えといった人の目線が気になる行動が全て部屋の中で完結しやすくなります。

逆に、お子さんの遊び場やちょっとした休憩の他、家事スペースとして利用するのであれば、3畳でも十分な広さと言えます。

小上がりの高さとしては、20㎝、または30㎝と言われています。
20㎝は階段と同じくらいの高さになるので、上り下りしやすい印象です。
しかし、高さをベンチ代わりにしたり、収納スペースとして使う場合は、低いと感じる高さでもあります。

30cmの段差は、階段幅と比べて非常に高く上り下りしにくい印象ですが、座りやすさや収納スペースとしての使いやすさは勝ります。

小上がりの間仕切りについて

畳コーナーでもお伝えしましたが、間仕切りをどうするかは小上がりに欠かせないポイントです。
リビングの延長線として小上がりを作りたい場合、間仕切りが無いほうが解放感や奥行きが感じられます。

しかし、客間としての使用を考えていたり、よりプライベートな空間としてリビング横に作りたい場合は、完全に締め切ることのできる間仕切りがあるほうが良いと言えます。

小上がりの施工事例

かなり大きい空間なので、小上がりのように少しの段差を設けることで、空間を区切っている事例です。
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リノベーションの事例です。
リビングに設けることで、よりリラックスできる空間へと仕上がりました。
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畳コーナーでも紹介させていただきました、元モデルハウスです。
小上がりの段差を活かし、カウンターテーブルを設置しています。
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畳コーナーでもご紹介させていただきましたこちらのお家。
小上がりは引き出しタイプの収納にされています。
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マンションのリノベーション事例です。
LDKと他の空間に少しの段差を設けることで、視界を遮らずに空間を仕切ることが可能になります。
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畳コーナーとしての小上がりです。 押し入れや床の間を設けることで、和室としての機能も十分備わっており、お客様が泊まって行かれ場合も快適に過ごしていただける余裕があります。
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こちらの施工事例は小上がりのメリットを詰め込んだ事例です。
3畳+階段へとつながる小さなスペースですが、畳敷きの小上がりにすることで踊り場が無駄になりません。 畳の下に収納を作ることで、よりリビングをスッキリ使いやすくすることが可能です。
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まとめ

いつもいつも同じことを書いてしまっておりますが、家ほど人によって違う。
暮らし方によって違うものはないと思っています。
そして、ちょっと違ったから他のものに買い替えることがほぼ無理なのも、家ならではの特徴ですよね。

そんな家だからこそ大切なのは、自分たちの暮らしをしっかりと見た上でどうしたいのか考えることです。

例えば、ご両親が頻繁に泊まりに来られるにも関わらず、小上がりが3畳しかなかった・・・。
これでは、二人が同時に就寝するのは難しく、荷物置き場にしかなりません。
せっかく作った小上がりをもう少し広めにとっておけば、寝てもらう場所の確保に悩まなくて済んだものを、わざわざ使っている部屋を開ける必要が出たり、リビングで寝泊まりしてもらうことになりかねません。


リビングに布団を敷く様子

「今流行り」「人が良いと言っていた」ではなく、どんなことも自分たちの暮らしとしっかり向き合ったうえで、プランを考える際に落とし込んでもらえるよう伝えることが大切です。
注文住宅の良いところは、自分たちの暮らしを反映できるところです。
こんなにいろいろ伝えたら嫌がられるかも?とは考えずに、ぜひしっかり伝えてくださいね。
弊社スタッフのことしか分かりませんが、暮らしやすい家を常に考えるいるスタッフにとって、暮らし方を教えてもらえることは嬉しいの一言に尽きますよ。

いつも、弊社のコラムを読んでくださりありがとうございます。
今回のコラムでは、昨年度より大きく変わった、新築住宅の取得時に、一定の条件を満たすことで受け取れる補助金についてお伝えいたします。

昨年度も同内容にてコラムを書かせていただきましたが、今年度は補助金の種類が大幅に変わりましたので、昨年も読んでくださった方もこれから家を建てようという方はぜひ目を通してくださいね。

まず第一に大きく変わった点として、昨年度まで実施されていた、消費税増税に伴った補助金「すまい給付金」が終了しました。
これは、すまい給付金が終了したことで、消費税増税の影響で住宅取得時に余分にかかるようになった消費税の補助がなくなったという事です。
そして住まい給付金だけでなく、他の補助金も終了しました。
・・・このことだけをお伝えすると、非常に大きなダメージを受ける印象ですが、もちろん今年度新たに設けられた補助金制度がいくつかありますのでご安心ください。

ポイントとして、今年度から設けられた補助金については、すべて共通点があります。
それは、未来やこれからの地球環境を見据えた補助金であるという事。
世界で目指す脱炭素社会実現のために、高性能な住宅(ZEH住宅や、高気密高断熱住宅など)を建てる場合補助金が支給されます。
※細かな対象制限があります。

せっかく建てる家、住宅購入は出費がかさむため、対象者である場合はぜひ最大限活用ください。

それでは今回も、それぞれの補助金について大まかにお伝えさせていただきます。

新築住宅購入で利用できる補助金

補助金制度の中には、工事が着工した後には申請できないものや、先着順のものなど様々です。
「期限はいつまでか」「自宅は要件を満たしているのか」等をしっかりと確認し、時間に余裕をもって申請準備を行いましょう。

新築住宅購入時に利用できる補助金制度は、以下の5つ(※2022年4月時点)が対象です。

リフォームや介護改修に関する補助金など、住まいに関する補助金は数多くあるので、新築住宅購入時は下記の6つをしっかり調べてください。
対象外のものに時間を使うのはもったいないので注意してくださいね。

それでは、補助金制度の内容や給付条件や、もらえる補助金の額について詳しくご説明いたします。

新設:こどもみらい住宅支援事業

受け取れる金額は最大100万円

こどもみらい住宅支援事業は、子育て支援と2050年の実現を目指す、カーボンニュートラルを目的に、2022年度新設された事業です。

対象となるのは、「こどもみらい住宅事業者」と工事請負契約を締結し、なおかつ、省エネ性能や床面積などの条件を満たす住宅を新築する、「18歳以下の子を持つ子育て世帯」や「夫婦どちらかが39歳以下である若者夫婦世帯」です。

こどもみらい住宅事業者は、住宅を新たに建てる方に代わって、交付申請手続きを行い、交付を受けた補助金を、新たに建てる方に還元する事業者として、事前の登録した住宅事業者のことを指します。
登録されていない事業者で住宅を建てた場合、条件にいくら当てはまっても認められませんのでご注意ください。

こどもみらい住宅支援事業の補助金は、新築する住宅の性能によって異なります。

ZEH住宅100万円
高い省エネ性能等を有する住宅80万円
一定の省エネ性能等を有する住宅60万円

この他にも、

●建築主自らが居住している
●住宅の床面積が50㎡以上
●土砂災害防止法に基づく、土砂災害防止法に基づく、土砂災害特別警戒区域外に立地する
●未完成または完成から1年以内であり、人の居住の用に供したことのないもの
●2021年11月26日以降に工事請負契約を締結し、2022年(令和4年)10月31日までに基礎工事が完了している

という条件があり、全て満たしている必要があります。

こどもみらい住宅支援事業対象者条件

※1-1、または1-2どちらかの条件に当てはまり、かつ2を満たす必要があります。

申請者

補助金の受け取り方法

「こどもみらい住宅支援事業」についてはこちらで案内されています。

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)補助金

補助される金額は上限60万~112万円(その他条件で加算あり)

昨年に引き続き行われる、国の基準を満たしている「ZEH住宅(ゼロエネルギー住宅)」を建てることで、補助金が受け取れる制度です。

ZEH補助金は名前に変わりはありませんが、昨年までとは少し内容が変わりました。
住宅のZEHレベルが3段階に分けられ、それぞれ条件が異なります。

1:ZEH補助金


※画像は、事業概要パンフレットよりお借りしました。

補助される金額は1戸55万円または、100万円(その他条件で加算あり)

ZEH補助金の中でも対象は2つに分かれるのが、今年のZEH補助金の特徴です。
文章にするとかなり分かりにくいので、それぞれ表にまとめさせていただきますね。

対象住宅「ZEH」:補助金額55万円+α

対象住宅 ZEH住宅
Nearly ZEH(寒冷地、低日射地域、多雪地域に限る)
ZEH Oriented(都市部狭小地の二階建て以上及び多雪地域に限る)
交付要件 ZEHロードマップにおける『ZEH』の定義を満たしている住宅であること
補助額 55万円
加算 補助対象住宅に定置型の蓄電システムを導入する場合、2万円/kWh。
補助対象経費の1/3または、20万円のいずれか低い額が加算されます。

対象住宅「ZEH+」:補助金額100万円


※画像は、事業概要パンフレットよりお借りしました。

対象住宅 ZEH+
Nearly ZEH+(寒冷地、低日射地域、多雪地域に限る)
交付要件 ZEHロードマップにおける『ZEH』の定義を満たしている住宅であることかつ、
Ⅰ.更なる省エネルギーの実現
(省エネ基準から25%以上の一次エネルギー消費量削減)
Ⅱ.以下の再生可能エネルギーの自家消費拡大措置のうち2つ以上を導入すること
1.外皮性能の更なる強化
2.高度エネルギーマネジメント
3.電気自動車(PHV車を含む)を活用した
 自家消費の拡大措置のための充電設備又は充放電設備
補助額 100万円
加算 1:補助対象住宅に定置型の蓄電システムを導入する場合、2万円/kWh。
補助対象経費の1/3または、20万円のいずれか低い額が加算されます。
・直交集成板(CLT):90万円/戸
・地中熱ヒートポンプ・システム:90万円/戸
・PVTシステム: 【液体式】65万円/戸もしくは80万円/戸
【空気式】90万円/戸 ・液体集熱式太陽熱利用温水システム: 12万円/戸もしくは15万円/戸

2:次世代ZEH+(注文住宅)補助金


※画像は、事業概要パンフレットよりお借りしました。

補助される金額は1戸100万円(その他条件で加算あり)

ZEH+(注文住宅)補助金は、ZEH+の新築住宅を建築する個人が対象となっています。 ZEH補助金は、建築する方も、購入する方も対象でしたが、こちらの補助金は建てられる方に限っているのが特徴です。
こちらも表にまとめさせていただきますね。

対象住宅 『ZEH+』
Nearly ZEH+(寒冷地、低日射地域、多雪地域に限る)
交付要件

「ZEH+に係る要件」を満たしていること且つ、
以下のいずれか1つ以上を導入すること

1.蓄電システム
2.V2H充電設備(充放電設備)
3.燃料電池
4.太陽熱利用温水システム
5.太陽光発電システム10kW以上
補助額 100万円
加算 蓄電システム(定置型):2万円/kWh、補助対象経費の1/3又は20万円のいずれか低い額が加算されます。
・燃料電池:2万円/台
・V2H充電設備(充放電設備):補助対象経費の1/2又は75万円のいずれか低い金額を加算
・太陽熱利用温水システム:【液体式】17万円/戸、【空気式】60万円/戸

3:次世代HEMS補助金


※画像は、事業概要パンフレットよりお借りしました。

補助される金額は1戸112万円(その他条件で加算あり)

次世代HEMS補助金は、ZEH+(注文住宅)と同じく、新築住宅を建てられる方が対象となっています。
こちらも表にまとめさせていただきますね。

対象住宅 『ZEH+』
Nearly ZEH+(寒冷地、低日射地域、多雪地域に限る)
交付要件

①「ZEH+に係る要件」を満たし、且つ、蓄電システム又はV2H充電設備(充放電設備)のいずれかを導入すること
②更に、蓄電システム、V2H充電設備(充放電設備)、燃料電池、太陽熱利用温水システムの設備を導入することも可とする
③太陽光発電システムによる創エネルギーを最大活用し、自家消費量を更に拡大することを目的に、AI・IoT技術等による最適制御を行う仕組みを備えていること

補助額 112万円
加算 蓄電システム(定置型):2万円/kWh、補助対象経費の1/3又は20万円のいずれか低い額が加算されます。
・燃料電池:2万円/台
・V2H充電設備(充放電設備):補助対象経費の1/2又は75万円のいずれか低い金額を加算
・太陽熱利用温水システム:【液体式】17万円/戸、【空気式】60万円/戸

今年度から細分化されたZEH補助金ですが、やはり基準となるのは「断熱」「省エネ」「創エネ」という3つのポイントです、1つでもかけた場合はZEH住宅にはならないので注意が必要です。 その上で、どのような性能を更に持たせていくかという事で、補助金額が変わるとご理解ください。

ちなみに、昨年までのZEH補助金は【先着順】となっていましたが、今年は少しややこしくなりました。

先着順 ZEH補助金・次世代ZEH+(注文住宅)
事前割当方式 次世代HEMS補助金

上記表のとおり、ZEH補助金・次世代ZEH+(注文住宅)は、先着順。
次世代HEMS補助金は、事前割当方式と言って、ZEHビルダー/プランナーからの提案応募に基づき設定された補助対象件数の上限枠内で応募可能となります。
先着順であっても、事前割当方式であっても、公募期間中に応募するのはもちろんのこと、公募期間中であっても予算の上限に達し次第終了となってしまうことがあるので、十分な注意が必要です。

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)補助金対象者条件

補助金の受け取り方法

ZEH補助金を増やす方法

申請についての注意点

一般社団法人 環境共創イニシアチブ「ZEH支援事業公募情報」についてはこちらで案内されています。

DER補助金

補助される金額は最大75万円(設置する設備によって変わる)

DER補助金は、新築住宅が対象というのではなく、既に太陽光発電が設置済み、または太陽光発電と同時に蓄電池を設置される方が対象です。
他の補助金とは少し違いますが、新築時に計算に入れておくことで、住宅性能を補助金を利用してアップすることが可能だというメリットがあります。

「太陽光発電システム」「蓄電池」「HEMS」の3点セットが揃っていることが、補助金申請の絶対条件になるので、どれか一つだけ・・・というわけではありませんからご注意ください。

合わせて非常に重要な点として、
1:DER補助金は交付決定後の契約であること。
2:2022年12月23日までに、蓄電池の工事完了+電力会社の認定・運転完了していること。
3:実証実験への協力、報告書の提出が必須。

になります。
どれか1つでも欠けた場合、補助金は認められませんので、ご注意ください。

昨年度(令和3年度)から始まったDER補助金ですが、わずか数か月で予算に達したため昨年は早々に終了しました。
今年度も申込みが殺到することが予想されています。
合わせて、コロナの影響及び、不安定な世界情勢の影響で半導体不足が叫ばれる昨今、人気製品の納期が遅れ申請期日に間に合わないという事態も発生しています。
工事は数日~1週間程度で完了する工事がほとんどだと思いますが、電力会社への設備認定の申請なども含め数か月の余裕を見たほうが安心出るかと思います。

対象機器(家庭用) 費用区分 補助率 補助金額上限
蓄電池システム 設備費・工事費 1/3以内 初期実効容量4万円/kWh
V2H充放電設備 設備費 1/2以内 1台75万円
工事費 定額 1台40万円
家庭用燃料電池
(エネファーム)
設備費・工事費 一律 1台5万円
IoT関連機器
(HEMS機器を含める)
1/2以内 1台10万円

早めに準備することをおすすめしますが・・・DER補助金の申請期間は、2022年6月1日~2022年12月23日です。
コラム公開日にはまだ申請開始していないので、対象の方は、申請開始後に忘れず申請してくださいね。

一般社団法人 環境創成イニシアチブ「DER補助金」についてはこちらのサイトにて案内されます。

DER補助金対象者条件

公募期間

交付決定までの期間

補助金額

ZEH補助金、DER補助金についての注意点

大前提として、1つの工事に対して国(各省庁)が管轄している補助金同士の併用はできません
ZEH補助金(環境省・経産省)と、DER補助金(経産省)ももちろん併用ができません。
しかし、国と地方自治体(都道府県・市町村)の補助金は併用ができます。

各自治体ごとに、蓄電池の購入時にもらえる補助金があります。
この補助金は各自治体によって金額や申請期間など異なりますが、大体は4月~6月に補助金の内容が公開・募集されはじめた後、先着順で締め切られます。
蓄電池の設置を計画中の方は、ぜひ自治体の補助金についても調べてみてくださいね。

地域型住宅グリーン化事業

令和4年度も行われると確定しておりますが、細かな内容は2022年4月現在発表されておりません。
下記は、令和3年度の内容となりますが、ほぼ変わりはないのではないかと予想されています。
現状は令和3年度の内容を掲載しておきますが、詳細が分かり次第こちらの内容を変更させていただきます。

補助される金額は上限110万~150万円(その他条件で加算あり)

いなほ工務店が得意としている住宅が対象の地域型住宅グリーン化事業。
地域型住宅グリーン化事業は、新築住宅ならすべて対象なわけではありません。

省エネルギー性能や、耐久性に優れる住宅を建てた中小工務店に対して、建築費用の一部が補助される制度です。 地域型住宅グリーン化事業の補助を受けるには、中小工務店は国土交通省の採択を受けている必要があります。

この【採択を受けている】施工会社に建築を依頼し、一定レベル(断熱性能・耐震性能など)を満たした木造住宅を建てることで、110万円~150万円※の補助金が支払われます。
※最大金額は、施工実績が乏しい(施工実績3戸以下)中小工務店で木造戸建てZEH住宅を建てる必要があります。

追加として、住宅の半分以上で地元でとれた「地域材」を使用した場合、上限20万円の補助金が加算されます。
三世代同居対応住宅の要件を満たした場合は、上限30万円の補助金が加算されます。

申請を行うのは工務店であり、住宅の取得者(施主さん)は、工務店を通して補助金が還元される(補助金分の値引き)仕組みです。

地域型住宅グリーン化事業は、新年度ごとに必ず使えるとは限らない制度です。
新築住宅を建てる際には、「今年度はどうかな?」と思いながら調べてくださいね。

地域型住宅グリーン化事業対象者条件

補助金の受け取り方法

地域型住宅グリーン化事業補助金を増やす方法

「地域型住宅グリーン化事業」についてはこちらで案内されています。

各自治体独自の補助金制度

自治体ごとに、国とは別の補助金制度を設けている場合があります。
建築場所がすでに決まっている方は、都道府県や市町村の公式ホームページから自治体が実施している補助金制度を確認してみてください。

弊社のある兵庫県では、2022年度も「空き家活用支援事業」という補助金があります。
一戸建ての住宅の空き家や共同住宅の空き住戸を住宅、事業所又は地域交流拠点として改修する際、改修工事費の一部を助成します。というものです。

空き家活用支援事業は、中古住宅を購入しリノベーションをすることで活用できる面白いものです。
国が目指す持続化社会、サスティナブルな社会の実現にも効果的な取り組みです。

各自治体独自の補助金は、こっそり始まってこっそり終わることが多いので、居住地が決まった方は「居住地名」+「補助金」+「新築やリフォーム」などで検索されることをおススメします。

兵庫県:空き家活用支援事業についてはコチラをご覧ください

まとめ

住宅購入の際に利用できる補助金は5種類とお伝えいたしましたが、実際に使えるかどうかとなると条件やタイミングなど厳しい場合もあります。
家づくりを考える際には、「補助金」のことを頭に入れつつ、無理のない「資金計画」を忘れないでくださいね。
そして、丁寧な家づくりを行っている会社は「補助金」「資金計画」をしっかり考えています。
この会社どうかな?と思ったときには、先に紹介した「補助金」が使用できるか、「補助金があるから」と言って無理な「資金計画」を進めようとしないかしっかりチェックしてください。

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こんにちは、無垢の木が大好きですが畳も大好きないなほ工務店です。
皆さんは理想の家を思い浮かべた時、畳ってイメージに出てきますか?
弊社はモデルハウスにも小さな畳のお部屋を設けるほど、畳が好きですが、畳のコーナーって実際どうなのか、良さが分かりにくいですよね。
今回のコラムでは、個室の和室まではいらないけど・・・畳が気になるという方にお勧めの畳コーナーについてお伝えいたします。

畳コーナーってどんな場所?

畳コーナーとは、リビングの一角に畳を用いて作るスペースのことを言います。

和室との大きな違いは、壁やふすまなどで空間が区切られている部屋ではないという点です。
リビングの一部に畳を敷いて作ります。
サイズに決まりはありませんが、4.5畳以下の場合が多く、設置場所ゆえ活用範囲が多岐にわたるのが特徴です。

畳はインテリアにそぐわないんじゃないかな?と思われるかもしれませんが、実はモダンなインテリアや洋風のインテリアにもとても相性が良いんです。
確かに昔は、畳縁のある緑の畳がほとんどでしたが、今は違います。
色や形が豊富にありデザイン性が高い畳が非常に多く販売されています。
フローリング材を選ぶように畳を選ぶことで、好きなインテリアの中に畳コーナーを作ることが可能ですよ。

畳コーナーの種類

畳コーナーには大きく分けて2つのタイプがあります。

1つが、フラットなタイプ。
フローリングの床と高さを変えずに、畳を敷いたスペースを作ります。
リビングとの一体感が高く、空間を圧迫させません。
間仕切り扉もつけやすいので、客間としての使用も可能です。
来客時は扉を閉めて個室に、お子さんと遊ぶ時や家事をするときは扉を開けて開放的なリビングとして活用できます。

フローリングとの段差がないので、お子さんやお年寄りが転落したりつまずいたりする心配がありません。
バリアフリー以外の面でも、掃除機をかける時も段差の上り下りは必要ありませんし、お掃除ロボットも使用可能です。


2つ目のタイプは、小上がりの畳コーナーです。
小上がりについて詳しくは、また別の機会にお伝えさせていただきますが、床から20~40センチ程度の段差を設けて畳スペースを作る形です。
畳コーナーとしてだけでなく、小上がりには小上がりだからこそできる収納や、掘りごたつなどを作ることができ、段差の有効活用が可能です。

リビングに高さが異なる空間を設けることで、部屋に立体感を生み出すことができる上、段差によって空間が分かれている印象が強くなります。
立体感のあるリビングにしたいという方におすすめですよ。

畳コーナーのメリット

畳コーナーは、従来からある個室としての和室という形ではなく、リビングの延長線上にあることから、使い勝手がよく近年需要が大幅に増えているのが特徴です。

お客様からお聞きする使い方としては、
・寝転がりたい
・床に座って洗濯物を畳んだりアイロンをかけたい
・お仏壇を置きたい
・ちょっとした客間にしたい
・子供の遊びと昼寝のコーナーが欲しい
等々。

ちょっと上げさせていただいただけでも、必要な理由や使い方は様々ですが、それがなぜ畳コーナーなのかというと、メリットが多いからです。

昼寝スペースとしての畳コーナー

小さい子供を目の届くところで昼寝させたい場合、調湿機能のある畳は最適です。
夏でも肌触りがよく、い草の香りにはリラックス効果(以前お伝えしたフィトンチッド)もあります。
リビングに設けた畳コーナーなら、家事やリモートワークをしていても、お子さんの様子が分かるのでお昼寝スペースとして申し分ありません。


子どもの遊び場に最適

フローリングと比べてやわらかい畳は、転んでも怪我をする心配が少なくて済みます。(もちろん擦り剥いたりはしますよ)
また、フローリングと比べ吸音効果にも優れています。
子どものバタバタとした元気な足音もフローリングほど気にならず、家の中でも思いっきり遊ばせてあげられます。


家事スペースになる

洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたり。
家事スペースとしても畳コーナーは活躍してくれます。
床に直接座って行う作業の場合、無垢材のフローリングと比べても、畳の優しさは格別です。


来客用のスペースをわざわざ設けなくて済む

間仕切りを設けた畳コーナーなら、両親や友達が泊まりに来た時、そのまま寝室として使用可能です。
たまの利用のためにわざわざ個室を設けるのは、土地の取得が難しい阪神間では非常にもったいないのが事実です。
畳コーナーは普段のスペースとして利用しつつも、いざという時には寝室として使えるので無駄がありません。


大切なお仏壇や節句飾りの置き場として

大切な人を祀るお仏壇や節句飾りなど、どうしても和のものはリビングのインテリアにそぐわないけど、リビングに置きたいと望まれる方も多くいらっしゃいます。
そんな方には特に、独立した個室の和室ではなく畳コーナーがおすすめです。
フローリングと畳の空間を一緒にコーディネイトし置き場所を作ることで、一年を通して違和感なく設置することができますよ。

畳コーナーに間仕切りは必要かどうか

先のメリットでお伝えした、寝室としての使用を考えるなら間仕切りは必要だと思います。(もちろん、なくても大丈夫!というご家庭は無くて大丈夫です。)
しかしリビングが一部とはいえ分断されてしまうので、せっかくのリビングが狭く感じてしまうというデメリットがあるのも事実です。

間仕切りを設ける場合は、間仕切りがどこまで来るのか。間仕切りの圧迫感はどの程度か等しっかりイメージして、検討してくださいね。

いなほ工務店の畳コーナー事例

リビング横に角度を付けて設けた畳コーナー。
間仕切りタイプでお家全体の落ち着いた雰囲気と相まって、更に高級感が出ました。
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元モデルハウスの「桜の木の家」の畳コーナー。
裏庭への掃き出し窓を設け、畳コーナーと和室のいいとこどりをしました。
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こちらも元モデルハウスの畳コーナーです。
小上がりタイプの畳コーナーは2畳という省スペースですが、天井の勾配とロフトで狭く感じさせない作りになっています。
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こちらも元モデルハウスの畳コーナーです。 和室を奥にもっていくと使われにくい傾向にあるので、あえて玄関入ってすぐの場所に設けました。 来客時にはリビング側の障子を閉めると立派な客間としてもご使用いただけます。
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ラグを敷かれているので少し分かりにくいですが、柱のそばが畳コーナーです。
お子さんが遊ばれる場所として、理想通りの使い方をされている事例です。
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小上がり型の畳スペースです。
小上がりの下に収納引き出しを設けることで、リビングの収納を大幅に増やせる形になっています。
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リビング横に設けた畳スペース。 間仕切りを階段の横に設置することで、リビングからは間仕切りが一切分からないように工夫しています。
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リビングの奥に設けた畳スペース。 地窓と地板部分を設けることで落ち着いた和の印象を作り、アクセントウォールでリビングとの一体感を演出しています。
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まとめ

畳コーナーというと、欲しいけどインテリアが崩れるのでは?と心配される方もいらっしゃいます。
確かに、リフォームなどで急遽設けたり、簡易畳をポンと置く形ではラグとしての印象が強くなったり、違和感を覚えたり生活感がきになるかもしれません。
しかし、家を建てる時はすべてゼロベースで始まります。
ライフスタイルに畳コーナーがあれば便利だな・・・と思われる方は、最初からプランに入れ込むことで、違和感のないデザインを提案していただけるかと思います。

使い勝手であれ、デザインであれ。
どんなことでも、後付けは限られた空間の中に違和感なく落とし込むのは難しくなるものです。
今回の畳コーナーだけでなく、先日のコラムでご紹介したパントリーなども含め、あればいいなと思うものは、とりあえず打ち合わせの際に相談してみるという事を忘れないでくださいね。

ちなみに、筆者の自宅にも間仕切りのある畳コーナーがあります。
散らかっているとどうしてもイライラしてしまう性格上、「間仕切りを閉めることで一見きれいなリビングに見える」というのが最大のメリットでした。
子育て時期は「ここでならおもちゃをたくさん広げても良いよ」「宿題広げてていいよ」と言えたので、片付かない状態についイラついてしまう解消にも一役買ってくれたんじゃないかな?と思っています。

いなほ工務店です。いつもコラムを読んでくださりありがとうございます。

タイトルにあるパントリー、皆さんはどんな印象をお持ちでしょうか?
パントリーと言えば、食料品や飲料などを収納したり、調理器具や日用品を保管しておく収納スペースをイメージされる方がほとんどだと思います。
まさにその通りで、パントリーの語源も古フランス語の「paneterie(パンの貯蔵庫/パンの部屋)」という言葉から来ています。

少し前までは、ホテルの厨房にある巨大な食品庫を指す場合が多かったようですが、今は一般のご家庭にもパントリーを設けられる方がとても増えています。
今回のコラムでは、パントリーの使い方や設置場所についてお伝えさせていただきます。

目次

・そもそもパントリーとは?
・パントリーを設けるメリット
・パントリーはどんな家庭でも便利なの?
・パントリーは動線が重要
・オープン型?個室型?パントリーの事例
・いなほ工務店パントリーの事例
・まとめ

そもそもパントリーとは?

洋服を収納する場所に、クローゼットがあるように、パントリーとは食料品や調味料、飲料などのストックを補完する場所のことを言います。
クローゼットの場合、洋服のみを収納する壁に備え付けた形のものや、中に入って歩くこともできるウォークインクローゼットがありますよね。
パントリーもクローゼットと同じで、キッチンスペース内や横に棚を設置した形のタイプと、歩くことができるほど広いスペースのものがあります。
パントリーに収納するものは、食料品や飲料などのストックとお伝えしましたが、それ以外にも下記のようなものも収納されている方もいらっしゃいます。

・冷蔵庫やキッチン家電
・鍋やフライパンなどの調理器具
・土鍋など、季節がいやイベント用の調理器具
・お弁当箱や水筒、タッパー
・ゴミ箱
・非常時の備蓄品
・日用品のストック
・掃除機を始めとした掃除道具
・家事スペース

プランによって、大きさや使い方の変わるパントリー。
キッチンに・・・?と思われるものもあるかもしれませんが、パントリーはそこに暮らす人が使いやすいように使えばいいスペースと考えていただくのが一番です。

パントリーを設けるメリット

パントリーを設けるメリットは、大きく分けて5つぐらい。下記のパターンが多いのではないでしょうか。

1:食品をストック、使用頻度が低い調理器具を保管できる
2:非常時に備えて買いだめできる
3:オープン棚だから掃除も整理もしやすい
4:収納があるからキッチンがスッキリする
5:在庫が一目瞭然

1:食品をストックできる

パントリーを設ける一番のメリットが、食品をストックできる、使用頻度が低い調理器具を保管できるという点です。
安い時に買いだめした常温の食品や、飲料水やジュース、ビールなどの飲料を人目を気にせず保存できるのがパントリーの良いところです。
また、使用頻度が低いからと言って手放すと不便な調理器具やキッチン家電を、必要な時に取り出しやすく片付けやすいというのは、想像以上に快適です。

キッチン本体や背面収納にももちろん収納スペースはありますが、手を伸ばせば届く場所には常に使うものをおいておく方が便利です。
真夏には使わない土鍋は、夏はキッチン下に収納するのではなく、パントリーにさっとしまっておく。
このように季節に合わせて収納するものを変えることで、常にキッチンの使い勝手が良くなります。

2:非常時に備えて買いだめできる

弊社のある阪神間は、1995年阪神淡路大震災に見舞われた地域であることはもちろん、日本は地震大国である以上常に安全安心への備えは必要です。
そして非常時は地震や台風といった自然災害だけではなく、体調を崩したときや、今なら家族やご本人がコロナに感染した時なども含まれます。
いざという時に備えて、長期保存できる食料品をストックしておくことも、パントリーがあれば容易です。

また、仕事が忙しくまとめ買いが主流のご家庭や、家族の人数が多いご家庭や、食べ盛りのお子さんがいらっしゃるご家庭など、常に大量のストックが必要なご家庭もパントリーは大活躍してくれます。

3:オープン棚だから掃除も整理もしやすい

パントリーの収納は基本的にオープンな棚です。
キッチン周りのキャビネット収納や、キッチン収納と違いすべてがオープンな分、どこに何があるのか一目で把握可能です。
収納したいものに合わせて棚の高さを変えることで、無駄なくスペースを利用できます。

4:在庫が一目瞭然

パントリー内が一目で把握できることの嬉しい点は、どこに何があるか分かりやすいという事です。
「あれもう食べなきゃな」といった、消費期限前の食品に気が付けたり、「あ、もうなかった」という、買い忘れを防ぐ効果が期待できます。

勿体ない廃棄を減らし、少なくなってきたら安いタイミングで追加購入しておく。
環境にも家計にも嬉しいポイントです。

5:収納があるからキッチンがスッキリする

キッチン家電や食品などは、デザインに統一性がありません。
生活感のあるデザインのものがキッチンには豊富にあるため、どうしてもごちゃついた印象を抱かせがちです。
特に収納が少ないキッチンでは、顕著です。
スッキリとシンプルな暮らしをしたい場合、パントリーは効果的です。
生活感のあるものを全て隠すことで、理想の空間を手に入れられるのがパントリーの良いところではないでしょうか。

パントリーはどんな家庭でも便利なの?

パントリーを設けるメリットをお伝えいたしましたが、パントリーって我が家にもあったほうが良いのかな?と思いませんか。
パントリーを設けたほうが良いかどうかは、生活スタイル。暮らし方によって変わります。

次のチェック項目に当てはまるご家庭は、パントリーがあると便利なので、チェックしてみてください。

パントリーいる家庭チェック

・家族の人数が多い
・食器が多い
・調理器具が多い
・パンやスイーツをつくるのが好き
・嗜好品(コーヒーやビール、お菓子など)が好き
・買い物は基本まとめ買い
・ストックしておくと安心
・キッチンに多くのものを置きたくない
・家庭菜園をしている
・実家からお米や野菜をもらう事がある
・災害にしっかり備えたい
・使うかも?と思って捨てられない

上記に当てはまるものが多いご家庭ほど、パントリーがあると便利です。
逆にいうと、パントリーが無ければキッチンだけでは収納が追い付かず、溢れてしまう。または、様々な場所にストックして忘れてしまう危険があります。
取りに行くのも不便です。

上記以外にも、オシャレなキッチンにあこがれる。
キッチンをインテリアの一部にしたい、見せるキッチンが良い。おしゃれに暮らしたいという方にも、生活感の出やすいものを隠せるパントリーがあると実現しやすくなります。

逆に、下のチェックに当てはまるご家庭はパントリーは必要ないと思われます。

パントリーがいらない家庭チェック

・家族の人数が少ない
・そもそもキッチンをあまり使わない
・ものが少ない
・まとめ買いをしない
・ストックもあまりしない
・食品などの在庫管理が苦手
・パントリーを設けるスペースがない

上記のようなご家庭の場合は、キッチンに何を収納したいのか。収納したいものをリスト化し、ライフスタイルに合わせた食料品の量を計算してから、キッチンの収納を考えるのが大切です。
キッチン周りに少しだけ収納を多くとる、キッチンの床下に収納を設けることで、パントリーのような大きなスペースを取らずに済みますよ。

パントリーは動線が重要

パントリーを、食料保存庫、収納場所として考えるのは非常にもったいないです。
わざわざキッチンや他の部屋の広さを減らしてまで作るパントリーです。
火事が楽になり、オシャレな空間を実現するためのパントリーに大切なのは、動線です。

パントリーは基本的に、キッチンと隣り合わせに設けます。特に調理中は、パントリーとキッチンを何往復もする必要があるので、できるだけ近くに設置するのがベストです。
近くであればあるほど、パントリーに収納できるものも増えます。
冷蔵庫をパントリーに入れられているご家庭もその1つですね。

家づくりを考え始めると、家事動線という言葉を頻繁に目にされませんか?
この家事動線は、暮らしやすくするために非常に重要です。
パントリーを設ける場合は、パントリーをどのように使いたいのかをしっかり検討し、動線の中に落とし込んでください。

例えば、地域のゴミの分別が細分化されており、複数のゴミ箱が必要なためにゴミ箱もパントリーの中に入れてしまいたい場合。
パントリーに勝手口を設けると、ゴミ捨てが非常に楽になります。
同時に、買ってきたものを勝手口からパントリーの中に運び入れることができるようになりますよ。

オープン型?個室型?パントリーの事例

パントリーには、大きくオープン型と個室型の2タイプに分かれます。
どちらがいいとは言えず、暮らし方や好きなタイプによると考えていただけるといいかと思います。

オープン型のいい点は、
行き来がしやすく使い勝手は個室型より良いと言えます。
調理をしている時などは顕著で、いちいち開け閉めをしなくてよいのがオープン型を選ばれるポイントの1つです。
但し、仕切りが無いため角度によってはパントリーの中が見えてしまうため、生活感を完全に隠すことができません。

個室型のいい点は、
完全に生活感を排除できるという事です。
扉を閉めてしまえば、パントリーだという事も分かりませんし、パントリーの中が雑然としていても、必要な時以外は視界に入りません。
ただし、扉の開け閉めが必要になるため、多くのものをパントリーの中に仕舞った場合、少し不便になります。

いなほ工務店のパントリー事例

オープン型の事例

キッチン横に設け、サッと出入り可能なパントリーにしました。
中の壁色と金具、板の色をコーディネートすることで、パントリーもおしゃれな空間になります。
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間口を天井まで広げることで、よりゆとりのある空間を演出。
棚板の奥行きを少し浅めにすることで、奥のものもより取り出しやすくしています。
プラン計画時からパントリーを造ることは、棚の奥行きも自分たちの使い勝手に合わせることで、より無駄なく空間を利用できるというメリットもあります。
こちらの施工事例は、近日公開予定です。


キッチンの入り口。
シンクなどの反対方向に、冷蔵庫も収納できるパントリーを設置。
冷蔵庫を隠したいけど使い勝手も良くしたい方に好評な形です。
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個室型の事例

すりガラスで隠したパントリー。
開け閉めの動作は必要ですが、隠せることと、より色味を統一できるのがポイントです。
表面をガラスにすることで、天井まで伸びる大きな扉でも圧迫感が軽減できます。
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リノベーションのお家にて、キッチン奥にパントリーを造作した例です。
キッチンと並べた造りにすることで、キッチン外からは一切見えない構造になっています。
パントリーを開けたままにしていても、人の目に触れないので冷蔵庫なども使い勝手を気にせずにしまう事が可能です。
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こちらは、キッチンの真後ろ。壁一面をパントリーにされた例です。
奥行きをそれほど深くとらず、サッと取り出しやすい距離感にしています。
特徴的なのは、お施主さんの使いやすい動線を描いたことで、洗濯機置き場もこの場所に設置したことです。
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パントリーに回遊性を持たせた事例

個室型であり、回遊型でもあるパントリーです。
玄関からもキッチンからも出入り可能で、どちらの入り口にも扉を設けることで、幅広いパントリーの使い方ができるのが特徴です。
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冷蔵庫、家電もパントリーに入れる想定のプランです。
パントリーから、リビングスペースに通り抜けできるようになってます。
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まとめ

よくコラムを読んでくださっている方は「またか・・・」という印象をお持ちになられるかもしれませんが、パントリーもまた「暮らし方」が非常に重要な設備です。
各家庭で必要とすパントリーの収納力やスペースの広さは異なりますし、そもそもパントリーが必要なのかどうかといった点も異なります。

「パントリーがあると便利」という言葉だけでパントリーを作ってしまうと、使いにくい無駄な空間になってしまう事もあります。
家の広さに余裕があればいいですが、土地の入手が非常に困難な阪神間では無駄なスペースはあまりにももったいないと言えます。

使い勝手のいい、本当に便利なパントリーにするには、生活動線やライフスタイルに合わせた広さやデザインと共に、動線をしっかり考えることが大切です。
パントリーだから食品保存庫としての役割にこだわるのではなく、家事室を兼ねたり、お子さんがいらっしゃる場合は学校で配布されるプリントなどをまとめる場所を兼ねたりするのも便利です。

せっかくパントリーを作るなら、どう使いたいか考え、最大限に活用できるよう自分たちの暮らし方や好きなことを、家を建てる会社にしっかり伝え下さいね。

春暖の候 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます
また、平素は格別なるご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
誠に勝手ながら、ゴールデンウィーク機関の業務を下記のとおりとさせていただきます。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

5月3日(火)~5月5日(木)まで お休みとさせて頂きます。

※ 休業期間中はモデルハウスのご案内もお休みさせていただきます。
※ 休業期間中にお問い合わせいただきました内容に関する返答は、業務開始6日(金)以降に順次対応させていただきます。
※ 休業期間中にいただきました資料請求は、業務開始6日(金)以降に発送させていただきます。

もともと家を建てようとしたきっかけは、まずは環境を変えたい、という思いからでした。
以前は、10年ほど同じマンションに住んでいたのですが、その環境が嫌で、どこかに引っ越したいなと考えていました。
ただ次の引っ越し先や、その引っ越しにかかる費用、それにその先の事を考えている内に、それであれば自分達の家を建てて、自分たちが暮らしやすいようにしていきたいという思いが強くなり、家を建てよう、という事になりました。

どんな家がいいか、と考えた時に、まず考えたのは、「明るい家」です。
住んでいたマンションが暗く、日中でも明かりを点けないといけないという事があったので、とにかく明るい家がいいなと思っていました。
この家は、理想的に明るい家になっています。

いなほ工務店さんを知ったきっかけは、ここの土地を探していた時の不動産屋さんからのご紹介でした。
場所は気に入ったのですが、プランに入る際に、私たちがこういう家が良い、こういうイメージが良いというのをいなほさんに説明したり、写真をお送りしたりして、そこから理想の形を図面に起こしてくれたんです。
それが「こんな形がいい!」という思う形だったんです。

他の工務店さんにも、同じような要望で相談しても、いなほさんを超えるような家が出てこなかったので、いなほさんが良いという事になり決めました。
それといなほさんのHPを見たときに、木をよく使ってる点とか、そういうところにも引き寄せられました。

イメージを出されたという事ですが、どういうイメージだったか教えてください。

家の図面というか、イメージ的にちょっと変わった家というか、ちょっと普通じゃないというか。
なんか面白い家がいいなと思っていたんです。

そんな自分の要望、例えばここに窓が欲しいとかいう事を、他の工務店さんにも要望を出していたんですけど、自分が思っていた以上の提案をしてくれたのが、いなほ工務店さんだったので、それでスパッといなほさんにしたいと思って決めました。

土地から探されたという事ですが、この土地を選んだ理由を教えてください

以前は灘の方に住んでいてそこが工場地区のすぐ側だったんです。
私(ご主人)はもともと有馬の自然豊かなところに住んでいたこともあって、引っ越しするのであれば自然がたくさんある場所がいいなという思いがあり、そこはお互い考えが合致していました。

色々なところを見に行き、その中でここが良い、ということになりました。

周りからの目線が少ないという点もここに決めた理由です。
色んな所を見に行ったのですが、どの土地も四方八方に家が建っていて、目線が気になる場所が多かったんです。
でもここは、隣地との間に段差があったり、東側には緑が広がるだけで、周囲の視線も何も気にしなくていいというのも大きな理由のひとつでした。

ここは東灘で崖も多い場所なので、いなほさんも地震の事を気にされていたんですが、この地域には阪神大震災以前の家が今もしっかり現存して、皆さん住まわれているところを見ると、岩盤(地盤)は弱くないのかなと考えました。

ここに住み始めてから5か月ほどたったんですが、夜もすごく静かなんです。
以前住んでいた場所が、大きい道路のすぐそばだったこともあり、夜中でもサイレンの音や、車の音が頻繁に聞こえてくるようなところだったので、窓を開けていると落ち着かなかったんです。
でもここは、夜だけじゃなく昼間でも静かだし、聞こえてくるのは自然の音ばかりなので、すごく落ち着く環境です。
自然の音と言えば、蝉の音や虫の音が凄く聞こえるんです。
最近では夕方になると蜩が鳴いていました。

私(ご主人)はテレワークが多く、リモート会議をしているとマイクが蜩の鳴き声を拾ってしまうので、「どこに住んでんの?」と聞かれることが多くなりました。(笑)
凄い田舎に住んでると思われたみたいで。
鳥もすごく鳴いてるので、みんなどんなところに住んでいるのか、すごく気になるみたいです。

交通の便が悪いイメージがありますが、最寄りのバス停が歩いて5分の所にあるので、その点は大丈夫です。
でも坂が多いので荷物をいっぱい持ってるときは大変です。
基本は車での移動がメインなので、交通手段の心配は今のところは無いですね。

実際に住んでみた感想とお気に入りの場所を教えてください

リビングと寝室の同じ位置(南面)に窓があるんですけど、窓から見える景色とか、夜景が凄くきれいです。
キッチンにも窓が全面にあるので、キッチンの窓越しに見える景色もすごく気に入ってます。

それと窓がほとんど東側(山側)にあるので、どの部屋からも緑が目に入ってくるのが凄く気持ちいいです。

住んでみた感想は・・・クーラーを(取り)付けようか付けまいか悩んでいたんですが、今年の夏はとりあえず様子見をしようという事で、エアコンは設置してないんです。床下エアコンの設置はしてもらったんですけど、それ以外は室内にはエアコンは一台も取り付けていなくて、基本的に扇風機だけです。
私(ご主人)はずっとテレワークをしていたのですが、本当に暑い日が数日しかなく、それでも扇風機で十分家の中が涼しかったんです。
いろんなところに窓を計算してつけていただいているので、どこの窓を開けても、風の通りがありました。
なので、扇風機だけで大丈夫だったんだろうなと思います。

もちろん、上(2階)は屋根が近いので日射とか、空気の性質上暑い空気が上がってきたりとかでどうしても暖かくなるんですけど、1階に降りてくると涼しいです。

なので冬が一番性能の効果を実感できるのではないかなと思っています。床下エアコンをつけて、それで上まで暖かくなってくれるのが私たちの理想なので。
床も、以前は賃貸マンションだったという事もあるんですが、木の柔らかさ、裸足でいて気持ちがいいので気に入ってます。

家づくりでこだわったポイント、ライフスタイルにあわせたポイントを教えてください。

お風呂ですね。

お風呂は夫婦で希望が違いまして、妻は普通のお風呂で良い。
私は木貼りが良いと言っていたんです。
最終的に木貼りになったんですが、その点が、ゴージャス感を感じるというか、普通の家のお風呂じゃない感じがすごく気に入ってます。

私(奥さん)はお風呂に大きな窓が欲しかったので。
せっかく東側に緑があるので、それを見ながらお風呂に入りたいというのがあって、大きな窓を付けてもらいました。
それがお風呂のこだわりポイントです。

家を建てるときに明るさと景観を重視したかったので、それが叶った家になったと思いました。

設計の段階で、バルコニーとか、二階の屋根とかがだいぶ出ているというか、大きかったので、これだけ大きい屋根だと日光が入らなくなるんじゃないか、部屋の中が暗くなるんじゃないかと思っていたんですが、やっぱり計算されているんですよね。そういう事も全くなく。
夏はそこまで日光が入ってこないけど、明るいという形になったので、その点がお気に入りのポイントです。

あとは・・・ステンドグラスとか、実家のテーブルとか、色々ありますけど。
防音室もこだわったポイントですね。
私(ご主人)がサックスを吹いているので、今まではどこかのスタジオに行って吹いていたんですが、家でも吹きたいという希望があり、色々と相談しながらいい感じの防音室を作ってもらいました。

音が漏れるかな?と2~3回、試してみたんですけど、全く漏れないというわけではないですが、迷惑とか気になる音量ではなく、たぶんギターとか弾いても外からは聞こえないかなという感じです。
防音室は、私のプライベートルームというか、私の唯一の部屋と呼んでます。
他の部屋には、私の物が点々と置いてあるんですが、防音室は私の部屋です。すごくいい感じに作ってもらいました。
それと・・・外構はほぼ自分たちで作ったんですよ、駐車場から全部頑張りました。

もともと(ご主人が)DIYが好きで、実家の方で増築を手伝っていたこともあり、好きでも嫌いでもないけど「やりたい」という思いはありまして。
色々いなほさんに、ここは自分たちでしたいと相談しながら、ウッドデッキとフェンスのところとか。
ポールを打ち込むブロックはいなほさんに施工してもらったんですけど、周りの木とかは自分たちでいろいろ考えて木を買って施工しました。
庭ももっと凸凹して、石もいっぱいあり庭という感じじゃなかったんですが、ゴールデンウィークの間に頑張って・・・土も購入して整地をして、今ようやく芝生が入ってきたというところです。
来年には家の周り、ガレージなどもきれいになってくるのかなと思っています。

以前(奥様の)両親が遊びに来た際に、景色もすごくいいし、居心地がいいみたいで、どの部屋に行っても絶賛してくれてました。
特にここのベランダが父のお気に入りなんですよ。
最初は住んでいる場所を変えたいという事からの家づくりでしたが、土地探しを経て、自分たちはどう暮らしたいのか。
何を叶えたいのかが分かった上で、家を建てられたことは本当に良かったです。

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令和4年3月14日、株式会社いなほ工務店が街づくりを行った、田能3丁目建築協定の住居が、
尼崎市のまちかどチャーミング賞を受賞致しました。

「まちかどチャーミング賞とは」、尼崎市では、うるおいのある美しいまちの実現を目指し、
市民・事業者のみなさんと協働で取組みを進めています。
まちかどチャーミング賞とは、こうした取組みの一つとして、美しいまちの景観を「つくる」、「まもる」、「そだてる」をキャッチフレーズに、都市美の形成に著しく寄与すると認められる優れた建築物等や活動団体を表彰する事業で、
今までに合計9回実施しています。今回は10回目となります。

まちかどチャーミング賞につきましては、こちらのページよりご覧ください。

今回受賞したのは第10回、尼崎市まちかどチャーミング賞の4部門のうち、まちかどスポット賞という部門となります。
尼崎市の受賞講評は、後日尼崎市のホームペ-ジにて発表されます。

授賞式は令和4年3月14日に尼崎市役所にて執り行われ、
通常受賞式にはお施主さんお一人お一人が参加可能ですがコロナ禍という事もあり、
いなほ工務店が皆様の代表として出席いたしました。

詳しい授賞理由等は、表彰式後尼崎市ホームページへアップされます。


ここからは、株式会社いなほ工務店がどの様にしてこのみどりの街を考え、どの様なみどりの街づくりを行い、どの様な建築をしたかをご説明致します。
きっかけは、里山住宅博in神戸2016でした。

そこで、本来の緑と触れあう街とはどういった物なのか?その結果がもたらすメリット、周辺環境との調和を考える様になりました。
受賞した田能建築協定の住居は、尼崎市の田能という古村の道路が狭かった場所にあります。東側には古いお寺、北側には田、その奥には農業公園があり、一般的な尼崎市のイメージとは少し違ったのどかな風景の立地でした。

今回の立地にて最大の欠点は、周辺の道路状況の悪さにありました。街づくりを行う前は、大型車等の乗り入れが不可能な状況でした。
そこで第一に、道路状況の改善を考えました。道路は2項道路と呼ばれる4メートル未満の道路で、通常中心から2mのセットバックだけ行えば、建築可能でしたが、今回建築協定により更に1mセットバックして合計3mを道路としての空地を設けました。
この事により、大型車の出入りが可能となり、救急車や消防車の出入りが可能となりました。
周辺住民の方にも大変喜ばれました。

画像のインタ-ロッキングの部分が余分に提供している部分となります。
任意での道路提供でしたが、建築協定にて協定する事により固定資産税も免除されました。
尼崎市の方々に感謝です。

最初の計画案となります。

一見するとごくごく普通の街づくりに見えますが、ここからが真骨頂です。
ある共通のル-ルを作りました。

1.境界にはブロック塀を使用しない。板塀は可。
2.コンクリ-トの駐車場を造らない。コンクリ-ト平板は可。

このふたつの事により街並みががらりと変わります。
境界にブロックを積まないというル-ルは、街の人々のコミュニティ-を作り出しました。
後でご紹介致しますが、垣根ごしの会話が街並み独特の孤独感を無くしてくれます。
夕方になると、自分の庭に隣のお子様が座っている事は毎日の様に見る光景となりました。
子育て世代の多い街となりましたので、防犯面にも役立っています。
周辺の家々の方々は皆顔見知りになっていて、知らない人を見かけるとすぐにわかります。
どの子どもが何処のお子様かも解っています。
昔の日本ではあたり前の光景となりました。

数か月前に田能に立ち寄った私は、少し驚きの光景を目にしました。
近年お子様のほとんどが、携帯や携帯ゲーム機等でしか遊ぶ光景を目にしなくなっていましたが、この田能のお子様達は私達の子供時代同様に、自転車に乗ったり、田んぼを走り回ったりして誰一人ゲーム機を持たずに遊んでいました。
子供も環境によって変わるのだとほっこりしました。
ここで、街並みの画像をご紹介します。

農業公園側です。
いつも子供達が走り回っています。

家と家の間にブロック塀がないと、広々と感じる事が可能です。
緑いっぱいの環境は四季を感じる事が可能です。
子供達が虫や緑と触れ合って育つ事は大変意義があります。

画像の中の植栽に覆われた門柱にご注目下さい。
こちらは里山住宅博in神戸においても全棟使用した、当社でもよく使用する門柱です。
つる性植物で覆われる仕組みとなっています。
画像に写っている方がこの門柱の開発者の日本を代表するランドスケ-プデザイナ-の田瀬理夫先生です。
田瀬先生は里山住宅博においても神戸、つくばともにランドスケ-プを担当されています。
田瀬先生は、自動販売機の飲料をお飲みになりません。
全国の自動販売機の電気代が無くなれば、エコだという筋金入りの方です。
当社伊丹市の「重層の甍」木の家モデルハウスでも同じ門柱を使用しています。
勿論外構は田瀬先生の設計です。

駐車場がコンクリ-トではありません。
この事は、いくつかのメリットが存在します。

近年の都心部における気温上昇の原因のひとつにコンクリ-トジャングルが上げられます。
夏場コンクリ-トは裸足で歩ける温度ではありません。
勿論人間だけではなく、犬等も同じで、夏場の日中はお散歩すら不可能です。

先に述べた様に、土や木や石を使用する事による人々への好影響(気温面や季節館感、子供の成長)もありますが、尼崎市等都心特有の環境に良いメリットが存在します。
尼崎市の下水道と雨水は合流となっています。
合流とは、トイレ排水や雑排水と雨水とが同じ管を通って処理場に行くという事です。

当然少しの大雨でも処理しきれなく状態は、安易に想像できると思います。
その時どうしているかはここでは書きませんが。
又、近年豪雨が多く、川の氾濫を良く目にします。
尼崎市も川に囲まれています。
庭等にコンクリ-トを使用しないという事は、宅地内の雨水をある程度浸透させているという事です。
環境に良いという事となります。

建物完成後、住民の皆様といなほ工務店の社員一同とで、バーベキューをした時の画像です。
一家族一品の出し物のル-ルの元、いなほ工務店はお肉を調達致しました。
一度皆で行う事により、のちに各ご家庭ごとに気兼ねなしにバーベキューを楽しむことが可能となりとても良かったです。

この田能3丁目建築協定の住居では建物にてウッドデザイン賞も受賞しております。


こちらの施工事例ページにてご覧ください。

最後にこの田能3丁目建築協定の住居の隣の敷地において昨年2軒の住宅を建築しましたのでそちらも少しご紹介します。
右か側が今回受賞した住宅で、左側が昨年注文住宅を行った木の家です。

こんにちは、暮らし方から考える家づくりを大切にしているいなほ工務店です。

家を外から見た時、欠かさず目に入る設備に窓があります。
窓は、デザインの一部を構成するだけでなく、採光や通風、外部への視界確保など様々な目的をもって設置します。
そのため、選び方も非常に重要なアイテムと言えます。

今回のコラムでは、窓の種類やデザインについてお伝えさせていただきますね。

窓の種類

窓には多種多様の開閉方法があり、それぞれメリットとデメリットがあります。
部屋や使用目的によって、ふさわしいものが変わるのが特徴でもあります。

横にスライドして開く窓

窓と言えばこのタイプを思い浮かべる方がほとんどではないかと思うほど、一番見慣れた窓ではないでしょうか。
引き違いで両側から開け閉めすることができるため、とても使いやすいのが特徴です。

メリットは、
・開口幅の調整がとても簡単
・説明する必要が一切ないほど開閉方法が日常に馴染んでいる
・窓を外すことで、大型の家具や家電の搬入も可能になる
(玄関から入らないサイズ、階段を曲がれないサイズの家具や家電の場合、窓から搬入することが多々あります。)

とても使いやすい上、ほとんどの方の日常に馴染んでいるため、デメリットが無いように感じますが・・・、家づくりの現場にいると下記のようなデメリットを感じることがあります。

・常に網戸が見えている(窓の半分から見える景色は網戸越し)
・デザイン性があまりよくない
・中心に縦桟が入るため、視界やデザインの邪魔である

デメリットを上げてみると、スライド式の窓の凄いところ。
使い勝手にデメリットが上げにくいという事に気が付きます。
多くのシーンで選ばれるには理由があるなと実感するものの1つかもしれません。


上下にスライドして開く窓

洋画を見ているとよく出てくるタイプの窓が、上下スライドするタイプです。
このタイプの窓は、上下2枚のうち、下側だけが動くものがほとんどですが、上下どちらも動くタイプもあります。
下側だけ動くものをシングルハング窓、上下どちらも動くものをダブルハング窓と言います。

メリットは、
・防犯に優れている
・デザイン性に優れており見栄えが良い
・風の流れが良い
・気密性が高い

メリットにあげている防犯性に優れているという点ですが、これは単純に窓の仕様が理由です。
上下スライド窓は単純に開けにくい上、デザインの特徴である縦長で横幅が狭いため、そもそも人が侵入しづらいのです。

逆にデメリットとして、
・他の種類の窓と比べて値が張る
・カーテンが選びにくく種類が少ない
・錆びると開きにくい
・掃除がしづらい
という点があります。

上下スライドの窓は、名前の通り窓が上下に開くため、普通の横開きのカーテンでは対応ができません。
そのためブラインドやロールスクリーンを設置する必要があるのですが、こちらもカーテンほど開閉が楽ではないので、面倒に感じる方も多々いらっしゃいます。


折りたたんで開く窓

複数の連なった窓を折りたたむ形で開けるタイプの窓です。
折りたたんで開く窓のメリットは、上記写真をご覧いただいても一目瞭然。ずばり解放感です。
他のタイプの窓と全く違う点として、縦桟が無いだけでなく、開口部を全開させることができます。
窓を全開することで室内と屋外の繋がりも生まれやすく、内と外の床の段差をなくすことで、リビングと一体化したテラスを作ることも。

デメリットは・・・
・折りたたんだ窓がかさばる
・開閉時に窓の前の物が邪魔になる(前に物があると開けられない)
という点が挙げられます。

開口部が広い窓ほど、折りたたんだ窓の厚みはましますし、開け閉めする際に必要となるスペースのことを考えて家具の配置や、人の通りやすさを事前に考えておく必要があります。


滑り出しタイプの窓

ハンドルのロックを解除し、外側に押し出すタイプの窓です。
縦方向を回転軸に、室外側へ滑り出しながら開く窓を「たてすべり出し窓」。
横方向を回転軸に、室外側へ滑り出しながら開く窓を「すべり出し窓」と言います。
横すべり出し窓じゃないの?と思いませんでしたか?なぜ横タイプには、「横」という言葉がついていないのか不思議ですが、YKKさんの名称なので先にできたのが横方向で、後でできたのが縦方向なのかな?と勝手に思っています。

このタイプの窓のメリットは、
・パッキンが働くため非常に気密性が高い
・サイズが豊富にあり、選択肢が多い
・網戸が格納されており、視界の邪魔にならない
・全開するだけでなく、半開も設定可能。ロック機能も付いているので、半開でロックしておけば安全性が増す。

デメリットは、折れ窓同様。
外側に開くため、開く先に物があると開くことができないという点があります。
樹木やフェンス、カーポートの足柱等や、ちょっとした物でも。
開く先に置いておくと、窓を開けることができないので設置する際も、使用する際も注意が必要です。


FIXタイプの窓

今は「FIX窓」と呼ばれている、「はめ殺し」タイプの窓です。
余計な装飾が一切なく、視界を邪魔するものが何もありません。
装飾が一切ないという点からもデザイン性が非常に高く、オシャレな空間に最適ともいえるスタイリッシュなデザインが特徴です。
お家の外観・内観共に印象的なアクセントととして、取り入れる方も多くいらっしゃいます。
開閉できないため気密性も高く、閉め忘れる事が無いため防犯性にも優れています。

しかし逆に、室内からは掃除が出来なかったり・・・。
大きな一枚ガラスに傷が入った、割れてしまったという場合、コストが高くつくというデメリットがあります。

その他にも、窓の種類は様々あり、小さい窓や家から外へ突き出した窓「出窓」や、高所につける窓「天窓」等々、多々あります。
そして、お家の印象や空間の心地よさを更に高めるため、デザインを大切に選ばれている窓もあります。
ここからは、更に弊社の施工事例を元にちょっと変わった窓をご紹介させていただきますね。

窓の施工例

船舶窓

船に使用される船舶窓を、家に入ってすぐの玄関に並べて配置しています。
船舶窓は、開けている時と閉めている時の雰囲気の違いも楽しめるのが特徴で、変わった窓の形として最近特に人気があります。

船に使用されている船舶窓は、現在アルミ製がほとんどですが、インテリアとして取り入れることが人気になった昨今。
真鍮製などアンティークな雰囲気を持ったものも多く製造されるようになっています。
色味やデザインも雰囲気ごとに選べるのが船舶窓の良いところです。

全開口窓

一番大きな開口部、窓があるの?と思われるかもしれませんが、こちらの写真の一番大きな開口部に窓は写っていません。
理由は、開けても閉めても外とつながる、1枚障子のスライドスタイルが特徴の窓を設置しているからです。
1枚ガラスの大開口スライディング窓を、視界を遮らないフレームインデザインで設計されており、開けても・閉めても、外とつながる特別な心地よさを満喫できるようになっています。
あけた窓は、大開口部の横。
壁に仕舞われているので、まるで無いように錯覚するほどの解放感が得られます。

同じサイズの窓を均一に並べる

フローリングも天井も壁も設備も、全てが真っ白な空間を目指したこちらのお家。
縦長の窓を均一に並べることで、よりデザイン性が高くスッキリとした空間に仕上がっています。
こちらの窓は、デザイン性だけでなく、隣家や外部からの視線を気にせず光や風を取り込むことができます。

まとめ

窓は、お家の中と外。両方のデザインを非常に左右するものであるにもかかわらず、「常に人が使用するもの」であるという、家づくりの際に絶対に忘れてはいけない点があります。
屋根や壁のように、完成したらあまり人は触らないものであれば、性能とデザインで選べばいいのかもしれませんが・・・窓はそういうわけにいきません。

例えば、お年寄りや小さなお子さんがいらっしゃる家庭では、デザインだけでなく、開閉の容易さや使い勝手の良さ、例えばあまり力を入れなくても開閉可能といった点を考えて選ぶ必要もありますし。
何より開閉時や開いている際の安全性も重要です。

窓選びには、「性能」「デザイン」「使い勝手」「視界」「採光」「通風」「価格」「素材」などをしっかり計算して、適材適所に設置するのが大切です。
上記の並びを見ると、うんざりするほど難しそうですが、大切なのは「心地よく暮らせる家」にすることです。
各窓のタイプごとにメリットデメリットをご紹介させていただいたように、どんなものにでも、絶対にメリットとデメリットは存在します。
メリットしか無いものなんて、無いんじゃないかな?というほど、両方あるものだという事を忘れずに、「どんな暮らしがしたいのか」この点を大切に、家を建てようと思う会社にしっかり伝えることで、窓選びの答えは見えてきます。

ぜひ、自分たちはどんな土地に家を建て、どんな暮らしをするのか。
窓も使うものだという事を忘れずに、家づくりの際にはイメージしてみてくださいね。

だって、開いた時に解放感いっぱいの窓を隣家との境や、車が次々行き交う道路沿いに設置してもあまり意味がありませんからね・・・。

ちなみに、今回のコラムでは窓の形状。デザインや開閉方法のみご紹介させていただきましたが、窓は素材でも性能が大きく変わるという点もあります。
素材によってはイメージも大きく変わるので、こちらはまたの機会にご紹介させていただきます。

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