Q1住宅とは?
2020/10/22 | お家のこと国立学校法人室蘭工業大学で生まれた、北海道レベルの高気密高断熱住宅。
尼崎や伊丹ををはじめとした、大阪ならびに近郊地域において次世代省エネルギー基準に比べ年間の暖房エネルギー(エアコン代)を4/10以下に削減出来る家のことをQ1住宅と呼びます。
レベルは1~4に分かれており、暖房エネルギー使用料がレベル1で4/10・レベル2で3/10・レベル3で2/10・レベル4で1/10のになります。
図の点線で囲まれた部分が、節減できた暖房エネルギー量を示しています。
Q1住宅づくりに欠かせないQPEX
QPEXとは、新住協が開発・作成を行ってる温熱ソフトです。
お家を建てる前に、地域/断熱材の種類・厚み/窓の種類/換気等を入力し、冷暖房費のシュミレーションを行います。
これから住む場所の環境に合わせてシュミレーションを行う事が出来ます。
土地の形状、近所との距離、方角なども趣味レーションに含まれるため、より理想に沿う家を建てることができ、無駄のないスペックを選ぶことができます。
Q1住宅を建てる際に大切なポイント
- 窓は性能ごとに選ぶ
- コストと効果を考えた熱交換換気扇を選ぶ
- 断熱材を強化する
オプション『Q1住宅』の導入をお考えの方へ
Q値をいい数字にするだけでは、省エネ住宅にはなりません。
また断熱材を単純に厚くすればいいわけでもありません。
断熱材の性能を生かす施工をしなければ、断熱材の意味も断熱施工の意味もありません。
Q1住宅は北海道の厳しく長い寒さを、エネルギーではなく技術でしのぐために生まれました。
今もなおよりよい居住空間とエネルギーの無駄を少しでも減らすべく、勉強会が開催されている断熱技術です。
「ちょっと気になるな」と思われましたら、モデルハウスをご体感ください。
高断熱住宅は目で見ても分かりません。
自分が感じる感覚が大切です。