地域材利活用建築デザインコンテストin兵庫2024優秀賞・ひょうご木の匠賞受賞
2024/11/27 | TOPICS令和6年11月23日、地域材利活用建築デザインコンテストin兵庫2024が行われ、 神戸の木のマンションリノベ-ション「Schaap」が、「優秀賞」と「ひょうご木の匠賞」のダブル受賞を頂きました。
弊社のある地域には数多くのマンションが存在し、古くなったマンションも数多くあります。
今回のマンションは築50年という古さでしたが「木のマンションリノベ-ション」により生まれ変わりました。
賞を頂くという事は大変うれしい事であり、設計を頂いた阿曽芙美先生や、この工事に携わった木材業者の方や職人ひとりひとりに感謝いたします。
いなほ工務店代表の本と今回設計を行っていただいた阿曽芙美建築設計事務所の阿曽先生受賞の様子
受賞に至ったリノベーションのポイント01.断熱改修工事
神戸の木のマンションリノベ-ション「Schaap」では、床下にコンクリ-トを流し、断熱材を設置、壁、天井にも断熱施工し、サッシも樹脂サッシに交換(一部)しました。 南側の窓のエリアに円形のコンクリ-ト床を施工いたしました。コンクリート床は、南のダイレクトインを蓄熱する効果があり、パッシブも考えた設計となっています。
受賞に至ったリノベーションのポイント02.地域材の使用
神戸の木のマンションリノベ-ション「Schaap」では、名前の通り兵庫県産の木材を多く使用しました。
1階床は六甲山の杉無垢30mm
2階床は六甲山の桧無垢
キッチン、洗面等は神戸市の街路樹、ユリノキ
壁の羽目板は神戸市街路樹のコナラとケヤキを使用しています。
そのほか、淡路瓦の取っ手や青森ひば等ふんだんに地域材を使用しています。
又、名前の由来となったウ-ル100%の堀田カーペットも施工しました。
受賞に至ったリノベーションのポイント03.デザイン
ビフォ-の状態から、こちらのマンションには丸が多くあった事から、アフタ-でも丸を意識したデザインを取り入れました。
また、暮らしの中に花を咲かせたデザインが印象的だと評価いただきました。
神戸の木のマンションリノベ-ション「Schaap」は、施工事例に詳しく掲載しております。
下記よりご覧ください。