パントリーで家事ストレスが軽減する?

2022/04/24 | お家のこと TOPICS

いなほ工務店です。いつもコラムを読んでくださりありがとうございます。

タイトルにあるパントリー、皆さんはどんな印象をお持ちでしょうか?
パントリーと言えば、食料品や飲料などを収納したり、調理器具や日用品を保管しておく収納スペースをイメージされる方がほとんどだと思います。
まさにその通りで、パントリーの語源も古フランス語の「paneterie(パンの貯蔵庫/パンの部屋)」という言葉から来ています。

少し前までは、ホテルの厨房にある巨大な食品庫を指す場合が多かったようですが、今は一般のご家庭にもパントリーを設けられる方がとても増えています。
今回のコラムでは、パントリーの使い方や設置場所についてお伝えさせていただきます。

目次

・そもそもパントリーとは?
・パントリーを設けるメリット
・パントリーはどんな家庭でも便利なの?
・パントリーは動線が重要
・オープン型?個室型?パントリーの事例
・いなほ工務店パントリーの事例
・まとめ

そもそもパントリーとは?

洋服を収納する場所に、クローゼットがあるように、パントリーとは食料品や調味料、飲料などのストックを補完する場所のことを言います。
クローゼットの場合、洋服のみを収納する壁に備え付けた形のものや、中に入って歩くこともできるウォークインクローゼットがありますよね。
パントリーもクローゼットと同じで、キッチンスペース内や横に棚を設置した形のタイプと、歩くことができるほど広いスペースのものがあります。
パントリーに収納するものは、食料品や飲料などのストックとお伝えしましたが、それ以外にも下記のようなものも収納されている方もいらっしゃいます。

・冷蔵庫やキッチン家電
・鍋やフライパンなどの調理器具
・土鍋など、季節がいやイベント用の調理器具
・お弁当箱や水筒、タッパー
・ゴミ箱
・非常時の備蓄品
・日用品のストック
・掃除機を始めとした掃除道具
・家事スペース

プランによって、大きさや使い方の変わるパントリー。
キッチンに・・・?と思われるものもあるかもしれませんが、パントリーはそこに暮らす人が使いやすいように使えばいいスペースと考えていただくのが一番です。

パントリーを設けるメリット

パントリーを設けるメリットは、大きく分けて5つぐらい。下記のパターンが多いのではないでしょうか。

1:食品をストック、使用頻度が低い調理器具を保管できる
2:非常時に備えて買いだめできる
3:オープン棚だから掃除も整理もしやすい
4:収納があるからキッチンがスッキリする
5:在庫が一目瞭然

1:食品をストックできる

パントリーを設ける一番のメリットが、食品をストックできる、使用頻度が低い調理器具を保管できるという点です。
安い時に買いだめした常温の食品や、飲料水やジュース、ビールなどの飲料を人目を気にせず保存できるのがパントリーの良いところです。
また、使用頻度が低いからと言って手放すと不便な調理器具やキッチン家電を、必要な時に取り出しやすく片付けやすいというのは、想像以上に快適です。

キッチン本体や背面収納にももちろん収納スペースはありますが、手を伸ばせば届く場所には常に使うものをおいておく方が便利です。
真夏には使わない土鍋は、夏はキッチン下に収納するのではなく、パントリーにさっとしまっておく。
このように季節に合わせて収納するものを変えることで、常にキッチンの使い勝手が良くなります。

2:非常時に備えて買いだめできる

弊社のある阪神間は、1995年阪神淡路大震災に見舞われた地域であることはもちろん、日本は地震大国である以上常に安全安心への備えは必要です。
そして非常時は地震や台風といった自然災害だけではなく、体調を崩したときや、今なら家族やご本人がコロナに感染した時なども含まれます。
いざという時に備えて、長期保存できる食料品をストックしておくことも、パントリーがあれば容易です。

また、仕事が忙しくまとめ買いが主流のご家庭や、家族の人数が多いご家庭や、食べ盛りのお子さんがいらっしゃるご家庭など、常に大量のストックが必要なご家庭もパントリーは大活躍してくれます。

3:オープン棚だから掃除も整理もしやすい

パントリーの収納は基本的にオープンな棚です。
キッチン周りのキャビネット収納や、キッチン収納と違いすべてがオープンな分、どこに何があるのか一目で把握可能です。
収納したいものに合わせて棚の高さを変えることで、無駄なくスペースを利用できます。

4:在庫が一目瞭然

パントリー内が一目で把握できることの嬉しい点は、どこに何があるか分かりやすいという事です。
「あれもう食べなきゃな」といった、消費期限前の食品に気が付けたり、「あ、もうなかった」という、買い忘れを防ぐ効果が期待できます。

勿体ない廃棄を減らし、少なくなってきたら安いタイミングで追加購入しておく。
環境にも家計にも嬉しいポイントです。

5:収納があるからキッチンがスッキリする

キッチン家電や食品などは、デザインに統一性がありません。
生活感のあるデザインのものがキッチンには豊富にあるため、どうしてもごちゃついた印象を抱かせがちです。
特に収納が少ないキッチンでは、顕著です。
スッキリとシンプルな暮らしをしたい場合、パントリーは効果的です。
生活感のあるものを全て隠すことで、理想の空間を手に入れられるのがパントリーの良いところではないでしょうか。

パントリーはどんな家庭でも便利なの?

パントリーを設けるメリットをお伝えいたしましたが、パントリーって我が家にもあったほうが良いのかな?と思いませんか。
パントリーを設けたほうが良いかどうかは、生活スタイル。暮らし方によって変わります。

次のチェック項目に当てはまるご家庭は、パントリーがあると便利なので、チェックしてみてください。

パントリーいる家庭チェック

・家族の人数が多い
・食器が多い
・調理器具が多い
・パンやスイーツをつくるのが好き
・嗜好品(コーヒーやビール、お菓子など)が好き
・買い物は基本まとめ買い
・ストックしておくと安心
・キッチンに多くのものを置きたくない
・家庭菜園をしている
・実家からお米や野菜をもらう事がある
・災害にしっかり備えたい
・使うかも?と思って捨てられない

上記に当てはまるものが多いご家庭ほど、パントリーがあると便利です。
逆にいうと、パントリーが無ければキッチンだけでは収納が追い付かず、溢れてしまう。または、様々な場所にストックして忘れてしまう危険があります。
取りに行くのも不便です。

上記以外にも、オシャレなキッチンにあこがれる。
キッチンをインテリアの一部にしたい、見せるキッチンが良い。おしゃれに暮らしたいという方にも、生活感の出やすいものを隠せるパントリーがあると実現しやすくなります。

逆に、下のチェックに当てはまるご家庭はパントリーは必要ないと思われます。

パントリーがいらない家庭チェック

・家族の人数が少ない
・そもそもキッチンをあまり使わない
・ものが少ない
・まとめ買いをしない
・ストックもあまりしない
・食品などの在庫管理が苦手
・パントリーを設けるスペースがない

上記のようなご家庭の場合は、キッチンに何を収納したいのか。収納したいものをリスト化し、ライフスタイルに合わせた食料品の量を計算してから、キッチンの収納を考えるのが大切です。
キッチン周りに少しだけ収納を多くとる、キッチンの床下に収納を設けることで、パントリーのような大きなスペースを取らずに済みますよ。

パントリーは動線が重要

パントリーを、食料保存庫、収納場所として考えるのは非常にもったいないです。
わざわざキッチンや他の部屋の広さを減らしてまで作るパントリーです。
火事が楽になり、オシャレな空間を実現するためのパントリーに大切なのは、動線です。

パントリーは基本的に、キッチンと隣り合わせに設けます。特に調理中は、パントリーとキッチンを何往復もする必要があるので、できるだけ近くに設置するのがベストです。
近くであればあるほど、パントリーに収納できるものも増えます。
冷蔵庫をパントリーに入れられているご家庭もその1つですね。

家づくりを考え始めると、家事動線という言葉を頻繁に目にされませんか?
この家事動線は、暮らしやすくするために非常に重要です。
パントリーを設ける場合は、パントリーをどのように使いたいのかをしっかり検討し、動線の中に落とし込んでください。

例えば、地域のゴミの分別が細分化されており、複数のゴミ箱が必要なためにゴミ箱もパントリーの中に入れてしまいたい場合。
パントリーに勝手口を設けると、ゴミ捨てが非常に楽になります。
同時に、買ってきたものを勝手口からパントリーの中に運び入れることができるようになりますよ。

オープン型?個室型?パントリーの事例

パントリーには、大きくオープン型と個室型の2タイプに分かれます。
どちらがいいとは言えず、暮らし方や好きなタイプによると考えていただけるといいかと思います。

オープン型のいい点は、
行き来がしやすく使い勝手は個室型より良いと言えます。
調理をしている時などは顕著で、いちいち開け閉めをしなくてよいのがオープン型を選ばれるポイントの1つです。
但し、仕切りが無いため角度によってはパントリーの中が見えてしまうため、生活感を完全に隠すことができません。

個室型のいい点は、
完全に生活感を排除できるという事です。
扉を閉めてしまえば、パントリーだという事も分かりませんし、パントリーの中が雑然としていても、必要な時以外は視界に入りません。
ただし、扉の開け閉めが必要になるため、多くのものをパントリーの中に仕舞った場合、少し不便になります。

いなほ工務店のパントリー事例

オープン型の事例

キッチン横に設け、サッと出入り可能なパントリーにしました。
中の壁色と金具、板の色をコーディネートすることで、パントリーもおしゃれな空間になります。
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間口を天井まで広げることで、よりゆとりのある空間を演出。
棚板の奥行きを少し浅めにすることで、奥のものもより取り出しやすくしています。
プラン計画時からパントリーを造ることは、棚の奥行きも自分たちの使い勝手に合わせることで、より無駄なく空間を利用できるというメリットもあります。
こちらの施工事例は、近日公開予定です。


キッチンの入り口。
シンクなどの反対方向に、冷蔵庫も収納できるパントリーを設置。
冷蔵庫を隠したいけど使い勝手も良くしたい方に好評な形です。
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個室型の事例

すりガラスで隠したパントリー。
開け閉めの動作は必要ですが、隠せることと、より色味を統一できるのがポイントです。
表面をガラスにすることで、天井まで伸びる大きな扉でも圧迫感が軽減できます。
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リノベーションのお家にて、キッチン奥にパントリーを造作した例です。
キッチンと並べた造りにすることで、キッチン外からは一切見えない構造になっています。
パントリーを開けたままにしていても、人の目に触れないので冷蔵庫なども使い勝手を気にせずにしまう事が可能です。
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こちらは、キッチンの真後ろ。壁一面をパントリーにされた例です。
奥行きをそれほど深くとらず、サッと取り出しやすい距離感にしています。
特徴的なのは、お施主さんの使いやすい動線を描いたことで、洗濯機置き場もこの場所に設置したことです。
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パントリーに回遊性を持たせた事例

個室型であり、回遊型でもあるパントリーです。
玄関からもキッチンからも出入り可能で、どちらの入り口にも扉を設けることで、幅広いパントリーの使い方ができるのが特徴です。
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冷蔵庫、家電もパントリーに入れる想定のプランです。
パントリーから、リビングスペースに通り抜けできるようになってます。
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まとめ

よくコラムを読んでくださっている方は「またか・・・」という印象をお持ちになられるかもしれませんが、パントリーもまた「暮らし方」が非常に重要な設備です。
各家庭で必要とすパントリーの収納力やスペースの広さは異なりますし、そもそもパントリーが必要なのかどうかといった点も異なります。

「パントリーがあると便利」という言葉だけでパントリーを作ってしまうと、使いにくい無駄な空間になってしまう事もあります。
家の広さに余裕があればいいですが、土地の入手が非常に困難な阪神間では無駄なスペースはあまりにももったいないと言えます。

使い勝手のいい、本当に便利なパントリーにするには、生活動線やライフスタイルに合わせた広さやデザインと共に、動線をしっかり考えることが大切です。
パントリーだから食品保存庫としての役割にこだわるのではなく、家事室を兼ねたり、お子さんがいらっしゃる場合は学校で配布されるプリントなどをまとめる場所を兼ねたりするのも便利です。

せっかくパントリーを作るなら、どう使いたいか考え、最大限に活用できるよう自分たちの暮らし方や好きなことを、家を建てる会社にしっかり伝え下さいね。

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